待望の移籍後初ゴールを決めた佐野。写真:Pro Shots/アフロ

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 指揮官が20歳の日本人を称えた。オランダの現地メディア『Voetbal International』が伝えている。

 小川航基と佐野航大が所属するNECは現地2月27日、KNVBカップの準決勝でカンブールと対戦し、2−1で勝利。先制を許す展開も、60分に小川が同点弾を挙げれば、延長の99分に佐野が逆転弾をマークした。
【動画】小川&佐野の絶妙フィニッシュ!
 昨夏にファジアーノ岡山からNECに加入した佐野は、これが移籍後初ゴール。チームをファイナルに導く活躍を見せた俊英を、ロヒール・マイヤー監督は次のように評した。

「コウダイは本当に、本当に良かった。今日の試合でペースをもたらしてくれると信じていたよ。彼は守備でも素晴らしい働きを見せた。私たちの日本人選手は、多くのエネルギーをチームに与えてくれる」

 決勝の相手は、上田綺世を擁するフェイエノールトとフローニンヘンの勝者。タイトルマッチで日本人対決が実現するか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部