熊本空港アクセス鉄道 2025年度中に全体のルート案を提示へ 県は2027年度の工事着手、2034年度内の完成を目指す
JR肥後大津駅と熊本空港を結ぶ空港アクセス鉄道について、県は来年度内に全体のルート案を示す考えを明らかにしました。
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県が整備を計画している「空港アクセス鉄道」は、全長6・8キロで、JR豊肥線の肥後大津駅を出て、国道57号と白川を高架橋で越え、空港がある高遊原台地には、トンネルを設置するとしています。
この具体的なルート案について、県はきょうの県議会で、来年度末までに作成したいとしました。
熊本県空港アクセス整備推進室 松村浩介 室長「目標と致しましては、令和6年度(2025年度)の末ごろを一つの目処と致しまして御示しできればと考えている」
また、県と大津町は現在、ルートの途中に中間駅を設けるかについても検討しているということです。
県はこの「空港アクセス鉄道」について、2027年度の工事着手、2034年度内の完成を目指しています。