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英リヴァプール発の伝説的ロックバンド、ビートルズのメンバー4人それぞれの伝記映画が、『007 スカイフォール』(2012)や『1917 命をかけた伝令』(2019)のサム・メンデス監督によって製作されることがわかった。米などが報じている。

本企画は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョージ・ハリスンそれぞれの視点から描かれる4つの映画シリーズとなるという。相互接続的な物語となり、米によれば1970年のバンド解散に至るまでの軌跡が描かれるとのことだ。

映画化にあたっては、ビートルズ側の全面協力を得ることになる。ビートルズの楽曲の権利を有する米Apple Corpsは、本企画のために楽曲の使用を許諾。さらに、メンバー4人の人生で起きた出来事についても提供するという。また、同社CEOのジェフ・ジョーンズが製作総指揮として企画に携わる。

製作を兼任するメンデス監督は、企画の発表にあたり「史上最も偉大なロックバンドの物語を伝えられることを光栄に思います。映画体験の概念を覆すことにワクワクしています」と声明を出した。

出資・配給を務めるのは、米ソニー・ピクチャーズ。2027年の全世界公開が見込まれている。公開日や公開方式などは分かっていないが、ソニーは「革新的で画期的な」公開戦略を約束した。ちなみに、ソニー・ピクチャーズ映画部門の責任者を務めるトム・ロスマンらは企画実現のために長年にわたって尽力してきたという。

これまでビートルズ関連の映像作品は多数製作されてきた。記憶に新しいのは、ダニー・ボイル監督の『イエスタデイ』(2019)やピーター・ジャクソン監督が手がけたドキュメンタリー「ザ・ビートルズ: Get Back」(2021-)など。公式の伝記映画は本企画が初めてということで、ファブフォーを演じる俳優にも注目が高まる。

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