台湾、10年間で86万人が改名  最も多いのは20歳=内政部統計

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(台北中央社)内政部(内務省)が発表した統計によると、台湾では2013年から22年までの10年間で86万1810人が名前を変更した。改名する年齢で最も多いのは20歳であることも分かった。

同部は昨年10月、名字や名前に関する統計をまとめたものを発行した。

台湾では、国民は条例が定める一定の事由を有する場合、3回まで改名を申請できる。

同部は、20歳での改名が最も多い背景には、未成年が名前を変更する場合には両親などの法定代理人が申請しなければならないことがあると分析した。なお台湾の成人年齢は23年1月、従来の20歳から18歳に引き下げられている。

男女別で見ると、同期間に改名したのは男性が37万4776人、女性が48万7034人。改名が最も多い年齢は女性は20歳だったのに対し、男性は0歳だった。

(頼于榛/編集:田中宏樹)