先週末開催されたグラミー賞授賞式で4月にニューアルバムをリリースすることを発表したテイラー・スウィフト。タイトルは『The Tortured Poets Department（悩める詩人の部）』。このユニークなタイトルのせいでテイラーと2023年春に破局した元カレ、ジョー・アルウィンとの関係を歌ったアルバムになると見られている。ジョーがテイラーと交際する前にサウンドクラウドで詩の朗読を披露していたこと、友人で俳優のポール・メスカルらと「The Tortured Man Club」という名のグループを作ってチャットしていることがその理由。ジョーはテイラーと交際中の2022年に受けたあるインタビューでチャットグループの名前について暴露していた。

ジョーの関係者がこのタイトルを知ったときの彼の反応について新聞「デイリーメール」について語っている。「ジョーはこれまでテイラーや2人の破局について一言も語らず、彼女を完全に尊重してきた。今度のアルバムタイトルがジョーのグループチャットにちなんだものであることは否定できない。テイラーは交際中、この名前について彼を非難していた。自分と関係あると思われたくなかったから、彼がインタビューでこの名前を明かしたときにはもちろん苛立っていた」。テイラーは「悩める」というのが自分のせいだと思われるのが嫌だったよう。

関係者曰く「テイラーがアルバムで自分のことや自分たちの関係をディスっていると信じる理由はジョーにはない」。さらに「彼女は2人で一緒に過ごした時間を振り返っているだけかもしれない。彼はそれ以上のものにならないことを望んでいる。もしディスる作品だとしたら予想とは異なる。彼はテイラーの過去のアルバムで曲作りを手伝っていた。もし彼女が2人の破局について語れば、それはジョーにとって本当にショックなことだろう」。でも「テイラーが何をしたとしてもジョーは反応しないだろう」。

ちなみにテイラーはこの証言が出た後、トラックリストを発表している。中には「So Long, London」というテイラーとジョーが暮らしていた街、ロンドンが入っているものや「The Smallest Man Who Ever Lived（史上最も小さな男）」とディスりソング確実と見られるタイトルも。一体どんなアルバムになるのか、続報を待ちたい。