フルアム戦で約1か月ぶりに戦線に復帰した冨安。(C)Getty Images

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 現地12月31日に開催されたプレミアリーグの第20節で、冨安健洋を擁するアーセナルが、フルアムと敵地で対戦。1−2で逆転負けを喫した。

 12月2日のウォルバーハンプトン戦で左のふくらはぎを負傷し、戦線を離脱していた冨安はベンチスタート。1−1の状況で、後半の頭からヤクブ・キビオルに代わって左SBでプレーした。

 その冨安がいわゆる“偽SB”として中盤の位置でプレーした戦術を批判したのが、リバプールやトッテナムでプレーしたジェイミー・レドナップ氏だ。
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 英紙『Mirror』によると、「彼(アルテタ監督)はハーフタイムに交代を試みた。トミヤスは中盤に入ったが、彼がやったことはチームにとって迷惑なだけだった。彼には決して幅が与えられず、そこで迷っているようだった」と糾弾した。

 元イングランド代表MFは「彼らの中盤は全く正しくなく、十分な創造力を持っていなかったので、ゴールを決められなかった。目的のないポゼッションがあまりにも多かった」と続けている。

 冨安個人の出来というよりも、戦術自体が気になったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部