2023年10月6日(金)より京都の2会場を舞台に開催されている、アンビエントをテーマにした音・映像・光のインスタレーション展「AMBIENT KYOTO 2023」。いよいよ12月31日(日)にフィナーレを迎えます。

昨年好評を博したBRIAN ENO AMBIENT KYOTOの第二弾「AMBIENT KYOTO 2023」。本年度の会場は広大な印刷工場跡(京都新聞ビル地下1階)と、昨年度も会場となった築93年の京都中央信用金庫 旧厚生センターの2会場で展開。

京都新聞ビル地下1階の広大な印刷工場跡では、坂本龍一のマスターピース『async』を、長年の盟友 高谷史郎による映像と、ZAKによる立体音響によって完成したサイトスペシフィックな大規模インスタレーション作品《async - immersion 2023》を展示。この場所でしか実現しえない、幅26.4mのLEDパネルを使った作品となっています。

京都中央信用金庫 旧厚生センターでは、革新的な作品を生み出し続け、世界的な評価を得てきたアーティスト、Cornelius、Buffalo Daughter、山本精一によるアンビエントをテーマに表現した作品を展示しています。Cornelius、Buffalo Daughterは、既存作品を本展だけの特別演出でインストールしているほか、京都在住のアーティスト山本精一による書き下ろしのアンビエント作品『Silhouette』を映像を伴う作品として初公開。

建物全フロアを、ZAKによる立体音響を軸に、アンビエントな光、映像、霧、そして和泉侃による「聴覚へアプローチする」香りで演出。さまざまな感覚をひらき、全身で楽しめる体験型のインスタレーション作品に。様々なコラボレーションも展開しているので、関西にお住まいの方や、年末に帰省している方はご注目を!

京都の銭湯文化を守る聖地「サウナの梅湯」とコーネリアスが、AMBIENT KYOTO特別企画としてコラボレーション。会期中には、「サウナの梅湯」、系列店「源湯」 と「鴨川湯」でコーネリアスが選んだプレイリストが流れます。また、<梅湯×コーネリアス×AMBIENT KYOTO>の特性タオルを、展覧会会場ショップ、梅湯のほか、系列店の「源湯」、「鴨川湯」でも好評発売中!

和泉 侃とAMBIENT KYOTOのコラボレーションとして、
音楽作品の体感を高めることをテーマに、嗅覚から聴覚へアプローチする香りを制作。本展の展示空間をコンディショニングしている。その香りは「聴覚のための香りのリサーチ」と名付けられ、AMBIENT KYOTO 2023のオリジナルフレグランスとして会場ショップほかで販売中。

「聴覚のための香りのリサーチ」 \5,500 (税込)
制作:和泉 侃(いずみ かん)

AMBIENT KYOTO 2023(アンビエント・キョウト2023)

参加アーティストおよび会場:
[展覧会]
 坂本龍一 + 高谷史郎:京都新聞ビル地下1階
 コーネリアス、バッファロー・ドーター、山本精一 :京都中央信用金庫 旧厚生センター
[ライブ] 終了
 テリー・ライリー:東本願寺 能舞台 日程:10月13日(金)、14日(土)
 コーネリアス:国立京都国際会館 Main Hall 日程:11月3日(金・祝)
[朗読]
 朝吹真理子:ポッドキャスト配信

展覧会会期:2023年10月6日(金)- 12月31日(日)9:00 - 19:00 入場は18:30まで
休館日:11月12日(日)、12月10日(日)
チケット:
一般 \3,300 / 専・大学生 \2,200 / 中高生 \1,800 小学生以下無料
※チケット購入ウェブサイト: https://ambientkyoto.com/tickets
※京都新聞地下1階のみ、一部無料枠を設けます
https://ambientkyoto.com