仏警察のパトカー。パリで(2022年5月5日撮影、資料写真)。(c) BERTRAND GUAY / AFP

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【AFP=時事】仏パリ東郊の街モー(Meaux)で25日、刺殺されたとみられる女性(35)とその子ども4人の遺体が発見された。警察は26日、5人の殺害容疑で男を逮捕した。

 検察によると当局は25日夜、心配した親族からの通報を受け、女性の自宅アパートで本人と9か月、4歳、7歳、10歳の子どもの遺体を発見した。アパートに不法侵入の形跡はなく、父親は不在だったという。

 警察筋によれば、容疑者の男は近くの街スブラン(Sevran)で身柄を拘束された。関係者によると警察は33歳の男を捜索していた。

 パリ周辺では最近、子どもを殺害する事件が相次いでいる。

 11月下旬には41歳の男が、4〜11歳の自分の娘3人を殺害したとして出頭。警察はパリ郊外アルフォールビル(Alfortville)にある男の自宅で3人の遺体を発見した。

 また10月にはやはりパリ郊外のベマール(Vemars)で、憲兵が自宅で3人の娘を殺害した後、自殺する事件が起きている。

 

フランスでは3日に1人の割合で女性が殺されている。また昨年は118人の女性が、パートナーや元パートナーに殺害された。

【翻訳編集】AFPBB News

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