インスタグラムで発信する、団地暮らしの心地よさや、ものを持たない生活についての投稿が人気の「かさも|映えない団地ミニマリスト」さん。この記事では、かさもさんがお子さん2人と暮らしながら、4か月で家の中のものの9割を手放したときに意識していたことなどについて紹介します。

ものを持たない快適な生活のためのポイント4つ

家族3人で団地で暮らす「かさも|映えない団地ミニマリスト」さん。大量にものを手放し、すっきり暮らしをしているインスタグラムの投稿が人気です。
そんなかさもさんが、家の中の9割のものを4か月で処分することに成功したとき、意識していたという4つのポイントについて紹介します。

【写真】すっきりした押し入れ

●1:後悔しないものから手放す

賞味期限が切れたもの、何年も着ていない服、明らかに壊れているもの、同じ用途のもの…など、まずは「無くても後悔しないもの」から手放すのがおすすめ。
そうすることで、“ものを減らせた”という自信がつき、手放す作業がスムーズに。

●2:悩んだら手放さなくていい

「本当に手放していいのか」と悩んでいる時間ももったいないので、悩むものはいったん保留にして作業を進めるのが◎。
最後に見直したときに、“持たない暮らし”に思考が変わっていてあっさり手放せることも。かさもさんも、昔使っていた財布とカードケースを保留にしていましたが、見直しをしたときには後悔なく手放せたそうです。

●3:家族に無理強いはしない

まず手放すのは、自分のものだけ。自分のものを徹底的に手放してから、共有のものを徐々に手放していくのがかさもさん流。
自分のもが減るだけでもすっきりするので、それを見た家族の意識が変わることも。実際に、かさもさんもフォロワーの方から「家族も手放してくれるようになった!」と報告をもらうことが多いそうです。

●4:片づけたら終わり、と思わない

「ミニマリズムは、理想のすっきりした暮らしをかなえるための手段のひとつで、手放すことが目標ではない」と考えているかさもさん。
「こんなに捨てたのにすっきりしない…」と悩んでしまうのは、手放すことが目的になってしまっているからかもしれません。「不要なものを手放してからが本番!」と考えて、その先のすっきりとした暮らしを目標に。

ものを大量に手放したことで、「時間がうまれ、自分の心や育児に余裕ができた」と話すかさもさん。
QOLを上げる生活のアイデアのひとつとして、かさもさんが実践したポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか?