結婚して長年連れ添うと、些細なことでケンカしてしまったり、大変なことも…。しかし、ふとしたときに「この人と結婚してよかった!」と思う出来事もあったりしませんか? ESSEonline読者に聞きました。

332人に聞いた!「結婚してよかった」と感じたとき

そこで今回は、ESSE読者332名に「夫婦」に関するアンケートを実施。最近、「結婚してよかったな」と思ったエピソードについて伺いました。

●なにげない時間だけど、それが幸せ!

結婚した当初は毎日が幸せだと感じていても、長く一緒にいると、イヤなところにも目がいってしまう…なんてことも。しかし、日常のなにげない瞬間に、夫といる時間で幸せを感じている方も多いようです。

「2年間の遠距離を経て結婚したので、家でゆっくりおいしそうにビールを飲んでる姿を見るといつも結婚してよかったなぁと思う」(長野県・38歳)

「平穏な日々が続いていることが、結婚してよかったってことなのかなと思います。子どものことや親の介護などいろいろありますが、それは世間も同じことだと思うし、大きな問題もなくおかげさまで平穏な日々を過ごせてることが結婚してよかったってことなのかな」(奈良県・53歳)

「同僚などが『自分が疲れて帰っても、夫がなにもしてくれない』など、言っているのを聞いたときに、自分の夫はいろいろとやってくれている方なのだなと改めて感じました」(大阪府・46歳)

「体調が悪かったり、イヤなことがあったりしたときに愚痴を聞いてくれるなど、いつもそばで寄り添ってくれているのを感じたときです」(48歳・佐賀県)

「友達みたいな夫婦で、とにかく一緒にいて気持ちがラクです。1日の自分自身の出来事や推しの話、さっき見たドラマの話、なんでも聞いてくれる優しい夫です。半分以上聞いていないかもですが(笑)。お金使い荒くもなく、スイーツ好きなのも一緒。ウォーキングやジムもつき合ってくれる。買い物も一緒に行きます。土日は夫と過ごしたいから、友人との予定は平日に入れるようにしているくらいです。いるのが当たり前で、いないと困る存在。結婚してよかったことは、毎日の暮らしが幸せだなあと感じていることです」(神奈川県・47歳)

ちなみに、上の回答のように夫とは“親友・友達”や“相談相手”でもあるという回答も多数! あとは、「どんなときも味方でいてくれるので、1人じゃないなと感じることができます」(神奈川県・47歳)といった、夫が味方でいてくれるおかげで日々がんばれているという回答も多かったです。

●疲れているときや大変なときに寄り添ってくれた

今回の結婚してよかったと感じた瞬間でいちばん多かったのが「子育てや子ども」にまつわるものです。大変な子育ても、夫婦でバランスを取っているというエピソードも多数あり、ここでは、いくつかピックアップしてご紹介します。

「業務が忙しく子育てとのバランスが取りにくくなってきたので、仕事を辞めたけれど、支えてくれる夫がいるのは安心します。その後、働きやすい職場と出会い再就職し、一緒に喜んでくれるのはやはりありがたいと思いました」(東京都・41歳)

「私が疲れている様子だと察して、『好きに出かけておいで。こっちのことは任せて』と声をかけてくれたとき。家事育児は夫に任せて、私は実家に泊まってのびのびとさせてもらいました。こんないい夫なかなかいないと思います」(岡山県・37歳)

大変なことも夫と2人で行うことで楽しくできている、夫に感謝しているといった回答が多く、“ひとりじゃない”と感じたことで、結婚してよかったと感じた人が多そうです。

また、自身がケガや病気など弱っているときの接し方でも同様の答えが見受けられました。

「事故やケガをしたときなど、いちばん大変なときに嫌な顔ひとつせず、親身になって支えてくれたとき。親とはまた違う、頼りになる唯一無二の存在だと感じました」(千葉県・56歳)

「病気をしたときに心配してくれる人がいるというとき。具合が悪く横になってたら心配してくれました。精神的にも参ってしまうので、『家族が心配してくれる』という、小さなことですが、ありがたいです」(埼玉県・50歳)

●旅行で感じた夫のありがたさ

そして、こちらも多かったのが「旅行」絡みのもの。

「先日、夫と5歳の息子と沖縄旅行に行きました。小さい子がいると旅行などは大変だと思われがちですが、夫が子どもの面倒をみてくれたのでとても楽しかったです。お互い小さな気配りや思いやりの積み重ねでストレスが軽減され、結婚してよかったなぁと思いました」(奈良県・44歳)

といった、小さい子どもの面倒をみてくれたという回答も多かったですが、一方で子どもが大きくなってからの旅行で結婚してよかったと感じたという人もいました。

「久しぶりに、成人した子どもたちと4人で一緒に旅行したのですが、旅先で夜お酒を飲んだり、ビリヤードをしたりして楽しんだとき、この人と結婚して、子どもたちにも恵まれて幸せだなぁと思い、結婚してよかったと感じました」(京都府・53歳)

「子どもが高校生になり、一緒に出かけてくれなくなりました。友だちも、皆それぞれ介護や仕事、子育てで忙しいので、夫婦で出かけられることがうれしいです。1人で出かけるより、やはり2人の方がランチでも買い物でも楽しいです」(神奈川県・49歳)

「育児が少し落ち着き、夫婦だけで旅行に行って、自然を満喫し、その土地のものを一緒においしく頂いて、楽しみを共有できる事に感謝しました」(東京都・52歳)

子どもが大きくなると、日常生活でも夫婦2人で過ごす時間が多くなりますが、なかには「味の好みや、笑いのツボが同じなので、老後は2人で過ごすことに不安はない」(愛媛県・44歳)といった、将来的に夫婦2人で暮らすことに対してのコメントもありました。

もうすぐ11月22日の「いい夫婦の日」。ぜひ皆さんも、最近“結婚してよかった…”と感じた瞬間を思い出してみてはいかがでしょうか。