空気の乾燥とともに奪われていく肌のうるおい。保湿不足はシワ、くすみなどのエイジングサインを進行させます。そこで、一日じゅう乾き知らずの肌をつくる保湿ケアを、40代の読者モデルで、美容家の岡本静香さんに教えてもらいました。お昼どきもこまめな保湿を意識してみて!

秋冬の昼は「日中のこまめな保湿で肌を乾かさない!」

乾燥シーズンの今は、昼も保湿ケアをぬかりなく。すっぴんの日、メイクをする日の顔の「あと乗せ保湿」を紹介。

●すっぴんの日:手を洗ったら乳液で保湿をするルールに

ノーメイクの在宅日は、肌の上からこまめに乳液を重ねて、保湿を重点的に行う日にして。

「手洗い、水仕事のあとなどルールを決めてこまめに保湿すると、エアコンの乾燥に負けない肌に。手を清潔にしたタイミングで塗るのがおすすめです」

●すっぴんの日:水を飲んだあとはリップクリームを。乾いた唇を保湿

唇が乾燥していると顔全体が乾いた印象に。

「唇に水分がついたままだと蒸散とともにうるおいが奪われるので、飲み物を飲む、歯みがきのあとなどリップクリームでこまめに保湿を」

●外出の日:メイクの上から保湿ミストで乾く前にうるおいオン!

メイクの上から使えるスプレーで保湿を。

「乾いた外気で肌の水分が奪われていくので、乾きを感じる前にスプレーを。塗布後は指の腹で軽く押さえるようにしてなじませて」

肌表面にうるおいのバリア層を形成し、外的刺激から肌をガード。

・d プログラム アレルバリア ミスト N 57ml 1650円(資生堂)

●外出の日:日やけ止めはメイクの上からスタンプづけで塗り直し

紫外線による乾燥を防ぐために秋冬も日やけ止めはマスト。

「落ちると効果が半減するので、シミができやすい頬高の部分は外出先でも重ね塗りを。摩擦はシミの原因になるので置くように塗って」

指先にUVクリームをなじませたらシミができやすいところを中心にポンポンと乗せて。

肌を引っぱると摩擦になるのでNG。

 ポンポンと置くように乗せるだけのクッションタイプの日やけ止めは、塗り直しにおすすめ。

手を汚さず、サッと塗れるクッションタイプ。携帯しやすく外出先の塗り直しに便利。

・プロ・業務用UVクッションSPF50+・PA++++ 12g 2640円(ヤーマン)