女子生徒にわいせつ行為 中学校教諭を懲戒免職 栃木県教育員会
栃木県教育委員会は7日に会見を開き、女子生徒にわいせつな行為をしたとして県内の公立中学校に勤務する20代の男性教諭を懲戒免職処分にしたと発表しました。
7日付けで懲戒免職処分となったのは、県内の公立中学校に勤務する20代前半の男性教諭です。
県教育委員会によりますと男性教諭は、今年(2023年)7月下旬から1人の女子生徒と電話やSNSでやり取りを始め、7月と10月に学校の外で抱きしめたりキスをしたりするわいせつな行為を合わせて6回行ったということです。
男性教諭は、女子生徒の担任ではありませんでしたが授業で関わりがあり、7月に自分の携帯番号を女子生徒に教えてから個人的なメッセージを継続的に送っていました。
10月に教諭の知人から学校に「男性教諭と女子生徒がSNSでつながっている」といった連絡があり発覚しました。
男性教諭は「よくないと思っていても自分の気持ちを抑えきれず、やってしまった。申し訳ないことをしてしまった」と話したということです。
県教育委員会の阿久澤真理教育長は「未然防止に向けた取り組みに全力を尽くして参る」とコメントしています。
県内で教諭による女子生徒へのわいせつ行為が、9月に2件相次いだことを受けて、県教育委員会が再発防止に向けた臨時の校長会を開いたばかりでした。