秋の3連休最終日 1日乗車券登場で「LRT・ライトライン」もにぎわい
秋の3連休最終日の5日も栃木県内の観光地はにぎわいました。
宇都宮市と芳賀町を結ぶLRTライトラインは、全線1日乗り放題になる乗車券の販売が始まり、観光気分で沿線の移動を楽しむ人の姿が多く見られました。
ライトラインの1日乗車券は11月3日から発売され、大人1000円、子ども500円で1日何度でも乗り降り可能です。さらに宇都宮餃子を食べ比べできる「来らっせ」2店舗で使える300円分の餃子券がついた乗車券もあります。
(宇都宮ライトレール経営企画課 宮崎拓さん)
「販売初日の3日は250枚、2日目は約150枚販売しました。普段通り過ぎるだけなのを『1日乗車券で周りを見てみようか』と使って頂ければ」この日も1日乗車券を利用する人が数多くいました。
(ユーチューバー)
「今ライブ配信やっています」(福岡から来た人)
「いちいちお金を支払ったりしなくていいので重宝してます」(群馬から来た人)
「観光スポット分からなくてもガイドブックがあるので出かけられます」沿線の店でも1日乗車券の浸透を期待しています。
おととし(2021年)オープンした宇都宮市下平出町の洋菓子店アトリエ・ドゥ・メテオールは、店内にLRTが見えるイートインスペースを構え、LRT運行会社から許諾を受けてロゴをあしらった醤油、みりんが味の決め手のマドレーヌ、それにサブレを販売しています。
(オーナーシェフの菊池侑介さん)
「今日も1日乗車券で来店された人がいます。マドレーヌなどが手土産として浸透してくれたらうれしいです」