「さるなし(こくわ)」はキウイフルーツの原種といわれているフルーツで、日本の複数の地域で生産されています。しかし、生産地域が限られているため食べたことがない人も多いはず。「FABEX 関西 2023」の会場でさるなしを見つけたので、一体どんな味がするのか食べてみました。

[ファベックス関西][関西デザート・スイーツ&ベーカリー展]

https://kansai.fabex.jp/

玉川村観光物産協会

http://tamakawa-kanko.jp/buy/02.html

FABEXの会場で玉川村観光物産協会のブースを発見。玉川村は福島県に位置する村です。



ブースにはさるなしの試食用サンプルが所狭しと並んでいました。大量に並んださるなしを眺めていると、係員が「さるなしはキウイフルーツの原種といわれている」「さるなしは9月〜10月頃に収穫できて、収穫できる時期は1パック650円くらいで道の駅などで販売している」「『さるなし』は『こくわ』とも呼ばれるけど、玉川村では『さるなし』と呼んでいる。ドリカムの歌で『こくわの実 また採ってね』と歌われているから、全国的には『こくわ』という呼び方の方が有名だと思う」と説明してくれました。



さるなしの見た目はこんな感じ。大きさは指でつまめる一口サイズで、キウイフルーツと異なり表面に毛が生えていません。



断面はキウイフルーツにそっくり。食べてみると、キウイフルーツに似た甘味と酸味を感じられる味わいでした。キウイフルーツと比べて酸味より甘味に寄った味わいなので、キウイフルーツが酸っぱくて苦手なひとでも楽しめそうです。また、表面に毛が生えていないので、皮ごとパクパク食べられるのもうれしいポイントです。



さるなしは9月〜10月頃にしか収穫できないので、通年販売できるようにジャムやドレッシングに加工しているとのこと。



サイダーやジュースもありました。



なお、玉川村で収穫されたさるなしの加工食品はAmazon.co.jpなどのネットショップでも取り扱われています。記事作成時点ではさるなしジャムが税込784円、さるなしドリンクの30本セットが税込4729円で販売されています。

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