米Veeam Softwareは10月4日(米国時間)、Microsoft 365とMicrosoft Azure向けにBackup as a Service製品2種「Cirrus for Microsoft 365」と「Cirrus Cloud Protect for Microsoft Azure」を提供開始すると発表した。

Cirrus by Veeamは、オーストラリアのテクノロジーサービス企業であるCT4から買収したサービス。CT4は、Veeamのデータバックアップおよびランサムウェアリカバリプラットフォームを活用してサービスを開発していた。

Veeamを利用してMicrosoft 365およびAzureデータを管理する際、「Cirrus by Veeam」「Veeam Backup for Microsoft 365 および Veeam Backup for Microsoft Azure」「VeeamのCloud & Service Provider(VCSP)が提供するバックアップサービス」という3つのオプションを選択可能になる。

「Cirrus for Microsoft 365」は、Microsoft 365向けバックアップソリューションであるVeeam Backup for Microsoft 365をベースに構築されたサービス。ソフトウェア、インフラストラクチャ、無制限のストレージをオールインワンのクラウドサービスで提供する。

「Cirrus Cloud Protect for Microsoft Azure」は、信頼性と回復力に優れたバックアップとリカバリ機能を実現するため、あらかじめ設定が行われたホスティングソリューション。

VeeamとCirrusが完全統合したBaaSの新バージョンは、2024年初旬にリリースされる予定。