冷蔵庫にいつもあるミニトマト(プチトマト)。これだけで一品栄養たっぷりの副菜が出来上がったら嬉しいですね。

出典:E・レシピ「プチトマトの白だしマリネ」


ミニトマト(プチトマト)にはビタミンCやβカロテン、高い抗酸化作用を持つリコピンが豊富に含まれています。小さくて食べやすく、副菜やスイーツなどアレンジが効く栄養価の高い野菜です。今回はミニトマト(プチトマト)だけで作れるおかずを10選ご紹介します。

■プチトマト【和える・漬ける4選】

・プチトマトの中華マリネ


ここでは冷凍庫で凍らせて水に漬けて皮をむく方法を紹介します。皮付きでも作れますが、ひと手間かけて皮をむくと味のなじみがよくなります。ゴマ油が香る中華風マリネは餃子や春巻きなどの中華の副菜にオススメです。

プチトマトの中華マリネ


【材料】(2人分)

プチトマト 12個
<マリネ液>
  酢 大さじ 1
  しょうゆ 小さじ 1
  水 大さじ 2
  砂糖 小さじ 1
  塩 少々
  ゴマ油 大さじ 1

【下準備】

1、プチトマトはヘタを取り、水洗いする。水気をしっかり拭き取り、冷凍庫で冷やす。凍ったら、水にサッとつけ、皮をむく。

一度凍らせると、簡単に皮がむけます。



【作り方】

1、小鍋に<マリネ液>の材料を入れて中火にかけ、煮たったら火を止めて冷ます。



2、抗菌袋にプチトマトと<マリネ液>を入れ、冷蔵庫で30分以上冷やし、器に盛る。



・プチトマトの白だしマリネ


オリーブオイルと白だしの組み合わせにプチトマトを漬けて和風マリネに。白だしとオリーブオイルの組み合わせはドレッシングや和え麺にも使えます。ミニトマトの大量消費にもオススメの一品は調理時間10分のスピードレシピ。

このレシピでは、沸騰したお湯の中にプチトマトを入れて氷水で冷やし、皮をむきます。

大量消費にも!ミニトマトの白だしマリネ


【材料】(2人分)

プチトマト 10個
<白だしマリネ液>
  白だし 大さじ 2
  酢 大さじ 2
  オリーブ油 大さじ 1/2
  ハチミツ 小さじ 1
ブロッコリースプラウト(飾り用) 適量

【下準備】

1、プチトマトはヘタを取る。沸騰したお湯の中にプチトマトを入れて30秒くらいゆでたら、火からおろして氷水で冷やし、皮をむく。



2、ボウルで<白だしマリネ液>の材料を混ぜ合わせておく。

【作り方】

1、<白だしマリネ液>のボウルにプチトマトを入れて冷蔵庫で2〜3時間冷やす。



2、器に盛り、ブロッコリースプラウトをのせる。



・プチトマトの甘酢和え


出典:E・レシピ「プチトマトの甘酢和え」


皮をむいたプチトマトを甘酢とキルシュで和えました。酸味と甘さの絶妙なバランスで箸休めやおつまみにピッタリ。良く冷やして食べてください。甘酢はすし酢で代用しても。

・プチトマトのピクルス


出典:E・レシピ「プチトマトのピクルス」


甘酢をだし汁で割り、ショウガやクローブと一緒にプチトマトを漬けました。たくさん作って冷蔵庫で冷やしておけば、あと一品欲しい時の副菜やワンプレートの彩りに使えます。ステーキなどガツンとした肉料理の副菜にするとさっぱりしたお口直しになります。

■プチトマト【揚げる・焼く3選】

・プチトマトのフリット


出典:E・レシピ「プチトマトのフリット」


揚げたプチトマトはジューシーで甘さが引き立ちます。見た目もかわいらしいプチトマトのフリットは衣にベーキングパウダーを入れるとサクッと仕上がります。

・ミニトマト焼くだけの簡単レシピ


出典:E・レシピ「ミニトマト焼くだけ簡単レシピ」


プチトマトを串にさして焼くだけの簡単レシピ。プチトマトは火を入れると甘みが増します。ジューシーな甘みを堪能してください。プチトマトの大量消費にオススメです。

・串カツ・プチトマト


出典:E・レシピ「串カツ・プチトマト」


プチトマトに衣をつけて串カツに仕上げました。ウスターソースで食べるとビールに合うおつまみになります。衣にバジルやパセリ、粉チーズを混ぜて串カツにするとイタリアン風に仕上がります。

■プチトマト【スイーツ3選】

・味付けシンプルトマトのハチミツレモン漬け


出典:E・レシピ「味付けシンプルトマトのハチミツレモン漬け」


湯むきしたプチトマトをレモン汁とハチミツに漬けました。レモンの爽やかな酸味とハチミツの優しい甘みで小腹が空いた時のおやつにオススメです。たっぷり遊んだ後のお子さんのおやつにも良いですね。

・プチトマトのアイス


出典:E・レシピ「プチトマトのアイス」


凍らせたプチトマトを水に放つとスルッと皮がむけます。皮をむいたらグラニュー糖を手早くまぶしましょう。冷たくて甘い一口サイスのアイスになります。

・プチトマトのゼリー


出典:E・レシピ「プチトマトのゼリー」


プチトマトを使った見た目も涼し気なデザートです。甘みが凝縮したプチトマトのフレッシュなおいしさが味わえます。涼やかな見た目でおもてなしにも良いですね。

家庭菜園でミニトマトを作っている方も多いのではないでしょうか。収穫できたらこれらの副菜レシピを是非お試しくださいね。

また、ミニトマトを半分に切り、オーブンで焼き水分を飛ばして天日干しにすると自家製のドライトマトが作れます。冷蔵庫に常備しておくと色々使えて便利です。大量消費したい方におすすめの方法です。

(豊島早苗)