台北港に陸揚げされる新北メトロ三鶯線の車両(新北市捷運工程局提供)

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(新北中央社)北部・新北市でメトロ建設を担う新北市政府捷運工程局は10日、建設中の新北メトロ(MRT)三鶯線で使用される日本で製造した車両の第1陣が同市の台北港に到着し、陸揚げされたと発表した。来年から線路上で試験を行う予定だとし、引き続き2025年の完成目標に向けて努力する方針を示した。

陸揚げされた車両は同市三峡車両基地に運ばれ、集電装置やつり革などが取り付けられる予定。

同局によれば、三鶯線は全長14.29キロで、同市の土城、三峡、鶯歌地区などを結ぶ。7月末までの工事進捗(しんちょく)率は70.61%。車両は2両1編成で、定員は330人。全29編成が導入される。

(高華謙/編集:齊藤啓介)