今年も11月に世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」開催、豊田スタジアムでSSを3日連続で実施

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今年も世界ラリー選手権(WRC)「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」が11月に愛知県と岐阜県で開催される。フォーラムエイト・ラリージャパン2023実行委員会は6月28日にラリージャパン2023のPRイベントを名古屋市内で開催。チケット販売等の概要が明らかになった(チケットの抽選オフィシャル先行(一般販売)は7月14日(金)から開始)。



昨年の「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」の様子 TOYOTA GAZOO Racingのロバンペラ選手(2022年度年間ドライバーズチャンピオン) 撮影:ロボスタ
■WRC Forum8 Rally Japan 2023 Opening Movie:


WRCは、エンジンとバッテリーのハイブリッドのパワーユニットで、市販車をベースにラリー用にフルデザインされた競技車で、公道と特設ステージの両方で競技が行われる。耐久性やハンドリング、先進性能など、ノウハウが市販車へフィードバックされやすい競技として知られてきた。また、化石燃料の内燃機エンジンに代わる地球に優しいパワーユニットが議論される中、EVや水素エンジンなど、選択肢に揺れる自動車業界をの将来を繁栄する自動車競技としても注目されている。



昨年優勝したヌービル選手の「ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID」 撮影:ロボスタ

●今年は「豊田スタジアム」でデュアルSSを開催

PRイベントでは、今回の目玉として「豊田スタジアム」で大迫力のデュアルSS(スペシャルステージ)が開催されることが発表され、イメージパースがお披露目された。また、昨年はチケット発売後に即完売となってしまったことに対して、今大会は豊田スタジアムに約3万5千の観客席を用意し、SSを大会初日の11月16日から3日間連続で開催することで、より多くのファンに応えることも発表された(昨年は豊田スタジアムでのSSはなかった)。



「豊田スタジアム」で大迫力のデュアルSS(スペシャルステージ)のイメージ(パース)
また、新たなSSとして岡崎中央総合公園・岡崎市SSが設定されることや、ラリージャパンの大きな魅力である山間部のSSや伊勢神トンネルや神(じん)ジャンクションなど、昨年世界中の方々から好評だった日本の里山の素晴らしい原風景を疾走する全22SSのコース説明も行われた。



主な競技会場
競技の詳細やスケジュール、チケットの購入は公式サイトで確認することができる。
https://rally-japan.jp/