配球面でも守備面でも頼りになるデ・ヨング photo/Getty Images

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フレンキー・デ・ヨングのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍は今シーズン実現しなかったが、決して彼はユナイテッドへの移籍を否定しているわけではないようだ。
 
『Mirror』でのドワイト・ヨークの発言によると、デ・ヨングが今シーズンバルセロナに留まったのは、シャビの新しい指導の中でバルセロナがどう進歩するのかを見たかったからであり、ユナイテッドへの移籍を選択肢から除外したわけではないという。
 
しかしその状況は今後数ヵ月で変わる可能性がある。ユナイテッドの夏の移籍市場での優先事項は9番を担うストライカーと契約することで、更に新しいゴールキーパーを迎えることも切望している。しかし、エリック・テン・ハーグ監督はミッドフィールドの強化を望んでおり、やはり中盤の構築が鍵となる。
 
デ・ヨングはテン・ハーグのアヤックス・アムステルダム時代の成功を支えた選手で、チャンピオンズリーグの準決勝進出を実現した立役者だ。テン・ハーグはデ・ヨングが、彼の憧れの選手であるクリスティアン・エリクセンやカゼミロと共に中盤で完璧にフィットするのではないかと考えているようだ。
 
テン・ハーグとデ・ヨングにはオランダ時代の繋がりがあり、ユナイテッドの中盤に安定性をもたらすだろう。そしてデ・ヨングはユナイテッドにとっての非常に強い核になるのではないかとドワイト・ヨークは話した。
 
攻撃、守備どちらも担えるミッドフィルダーで、豊富な運動量と守備範囲の広さで時には守備のポジションでも存在感を発揮するデ・ヨング。彼のプレイがチームにとって更にポジティブな影響を及ぼすものだとテン・ハーグは知っているからこそ、彼の優先事項は常にデ・ヨングの獲得であるのだろう。