古巣のマドリー戦でフル出場。久保はハイパフォーマンスを披露した。(C)Getty Images

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 レアル・ソシエダの久保建英は、現地1月29日に開催されたラ・リーガ第19節、レアル・マドリーとのアウェー戦(0−0)に先発フル出場を果たした。 ずっとレンタルに出されていたため、公式戦のピッチに立つ機会はなかったものの、2019年夏から3年間契約を結んでいた古巣との一戦で、久保は躍動。3人を置き去りにするドリブル、股抜きのシュート、決定機をお膳立てするパスを繰り出すなど、スター軍団を相手に好パフォーマンスを披露した。 そんな日本代表MFが試合後にユニホームを交換したのが、控えGKのウクライナ代表アンドリー・ルニンだ。ソシエダの公式YouTubeが公開した、この一戦の舞台裏を紹介した動画の中で、試合後に久保が自身のシャツを肩にかけた23歳の守護神と旧交を温める姿が収められている。 

 前述の通り、19年夏にマドリーと契約を結んだ久保はプレシーズンツアーに帯同。当時のジネディーヌ・ジダン監督率いるトップチームの練習に参加し、プレシーズンマッチにも出場した。その時から、ともに写真に収まるなど年の近いルニンとは仲が良かった。 また、ヘタフェ時代の21年2月にマドリーと対戦した際は、レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』が、「試合前、クボと話したマドリーの選手はルニンだった」という記事をわざわざ掲載。「ふたりは定期的に連絡を取り合っている」と伝えていた。 19年のU−20ワールドカップで母国を優勝に導いた逸材とは、やはり仲が良いようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【動画】マドリーの守護神とユニホーム交換をして、話し込む久保建英