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 1.ウニオン・ベルリンは今冬にドルトムントに移籍したリエルソンの穴埋めとして、スコットランド1部セルティック・グラスゴーから、ヨシプ・ユラノヴィッチを獲得したことを発表した。すでにアンジ・ポステコグルー監督は土曜日に開催されたカップ戦後、ユラノヴィッチがウニオンのメディカルチェックを受けにいっていることを明かしており、「すべてがうまくいけば移籍成立となる」と想定していた。

 なお契約内容については特に明かされてはいないものの、スカイスポーツ・スコットランドによれば移籍金の基本金が800万ユーロで、さらに成果に応じたボーナスが300万ユーロ付随する模様。つまりはウニオンにとってクラブ史上最高額での獲得選手ということになる。「ブンデスリーガは激しくて堅牢であり、僕のプレースタイルには有益なところだと思っている。早く本拠地アルテン・フェルステライでのプレーが待ち切れないよ」と言葉を続けた。

 最近同選手の知名度はカタール・ワールドカップにて高まりがみえており、最終的に3位でフィニッシュしたチームにあって27才のウィンガーはその対人戦能力と走力を活かし、右サイドバックとして6試合すべて先発出場。クラブシーンではハイデュク・スプリトで頭角を表すと、レギア・ワルシャワを経てセルティック入り。ポリバレントさに磨きをかけて主力選手へと成長を遂げ、複数の国内タイトルも獲得しているところ。

 ウニオン・ベルリンではそんなクロアチア代表として27試合の出場経験をもつユラノヴィッチに大いに期待しているところであり、オリヴァー・ルーネルト競技部門取締役は「そのスピードと経験値、そしてそのテクニックは非常にこのチームにマッチしたものだと思う。即戦力を迎え入れることができた」と喜びをみせた。

What seems to be unanimous is that apart from the fact he can play, there's nobody with a bad word about him. Whether it's Alistair Johnson, "No matter what’s been going on behind the scenes, he’s a great guy. He has taken me under his wing which has been really nice of him." pic.twitter.com/un4jGbIhnW

- 1. FC Union Berlin (@fcunion_en) January 22, 2023