あどけない眼差しと、天使のようなふんわりとした雰囲気が魅力的な女性。

人気アイドルグループからタクシー運転手に転職し、現在はタレント業に邁進する、たかはしゆいさんの人生を紐解いていく。



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童顔美女の正体は「元タクシー運転手」!


たかはしゆいさん、38歳。職業、タレント。

東京の下町で育った彼女は、幼少期からおっとりとした性格だったという。

そんな彼女が、芸能界の入ったのは17歳の時。

「原宿を歩いていたら、芸能事務所にスカウトされたんです。最初は『怪しい』と思って、すごく警戒していました(笑)。

でも、調べてみたら安全な会社だとわかったので、所属してみることにしました」

元々、芸能界に興味があったわけではなく「なんとなく挑戦してみよう」という軽い気持ちだった。

「最初に所属したのは、音楽系の事務所で、ボイストレーニングを受けたりしました。

本格的に活動をするため、大阪にマンションを用意してくれました。すごくありがたかったのですが、次第にホームシックになってしまって…」

そこで彼女は大阪から都内に戻り、今度は俳優業に力を入れることにする。

すると、さっそく人気シリーズ『仮面ライダー龍騎』のオーディションに合格する。

登場回数は少ないものの、一話完結の物語のなかでキーパーソンとなる役柄だったという。

「役をいただき嬉しかったのですが、現場の立ち回りが下手で、スタッフさんによく怒られました」



透明感が溢れている


その後は、新人女優として、ドラマや映画のオーディションを受ける日々が始まった。

時を同じくして、インダストリアルデザイン(工業デザイン)に特化した専門学校にも進学。

「デザインは、昔から興味がある分野でした。専門学校で青春を謳歌するうちに芸能活動への思いが薄れていきました」

卒業後、一旦は芸能活動を休止し、一般企業に就職することにしたゆいさん。日夜デザイナーを目指しながら、慣れない仕事にも必死に取り組んだという。

「でも、次第に『これは私がやりたい仕事なのかな…』と疑問に思うようになって。

一度デザインの仕事は辞め、モデルやタレントのお仕事を再開しながら、本当に自分がやりたいことを探し始めました」

22歳から再び芸能事務所に所属した彼女。

転機が訪れたのは、そこから3年後の25歳の時のこと。

「今後の方向性に悩んでいた時、当時の所属事務所から『20歳以上の女性限定アイドルグループのオーディションを受けてみない?』と誘われました」

そのグループとは、SDN48というAKB48の姉妹ユニットだった。

「芸能界で生き残るラストチャンスかも」

そう感じた彼女は、オーディションを受けることを決意。

すると、持ち前の高いポテンシャルで、数百倍の倍率を勝ち抜き見事に合格する。

そこからは「大人のお姉さんアイドル」として本格的に活動することになった。

当時を振り返り、彼女はこう語る。

「私は『王道アイドル』のように可愛らしいキャラクターではないので『私がステージに立っていいのかな?』という不安が常にありました」

しかし、人気歌番組やTVコマーシャルなどに出演するうちに、プロのアイドルとしての自覚も芽生えたという。

「ダンスが苦手で、曲の振り付けを覚えるのには一苦労しましたが、アイドル時代は、たくさんの経験ができて楽しかったです」

だが、彼女が27歳の時、同グループは解散することになった。


アイドルからタクシードライバーに!

多才なゆいさん


「タレント業のほかに運転手さんを目指しました」

タクシードライバーとは、大きな方向転換だが、なぜ目指そうと思ったのか。

「当時、MCアシスタントを務めていた番組で『タクシー運転手になろう!』という企画が発足したんです。
もともと車の運転は好きだったので、願ってもないことでした。

実際に教習所に通って普通二種免許を取得しました。そして、先輩タクシードライバーさんから色々と教わりながら準備を進めました」

本格的に運転手としての技能を磨いた彼女。

人気アイドルがタクシードライバーを目指すとは、なんとも珍しい。

実際に某タクシー会社と雇用形態を結び、プロドライバーとして乗客を乗せるようになったというから驚く。

「お客さんを乗せて都内を走行するのは緊張しましたが、興味のあった職業に挑戦できて嬉しかったし、やり甲斐もありました。

その後、ありがたいことにタレント業が忙しくなったので、タクシードライバーとしてのお仕事は、休止して芸能活動に専念しています」



時折見せる大人っぽい表情


デザイン会社勤務、大人のアイドル、そしてタクシードライバー。

これまで多様なキャリアを歩んできたゆいさん。

現在はタレント業のほかライターやYouTuberとしても活躍し、多岐に渡るタレント活動を行っている。

今年からは、フリーランスタレントとして自分自身のマネージメントも行っているそうだ。

「自分で請求書を書いたり、人づてに営業活動したり。今までマネージャーさんに任せていた部分を自分で補うのは正直、大変です。

でも、昔は『芸能界で活躍したいなら大手芸能事務所に入っていないとダメだ』というルールがあったように思いますが、今の時代はそうじゃないと思うので。自分が頑張れば個人でも色々なお仕事ができるんだなって実感していますね」

そう言って、微笑む。

「芸能のお仕事をいつまで続けられるだろう、と不安になることもあります。

でも、ありがたいことに、悩んだ時に新しいお仕事をいただいたり、趣味が次の仕事に繋がったりしてお仕事が続いています。感謝しています」

そんな彼女に、今後の目標を聞いてみる。

「動物が大好きなので、動物番組に出演することができたら最高です…!」

今度は恋愛についても聞いてみることにした。


一緒にいてリラックスできる人がいい


まずは、タイプの男性を聞いてみる。

「もう、いい大人なので、理想の男性像はありません(笑)。見た目の好みもないです。

若い時は一緒にいて楽しいと思える人が好きだったけれど、今はリラックスできる人がいいですね」



ショートカットが似合う


過去の恋愛についても聞いてみた。

「アイドル卒業後、ソロタレントとして頑張っていこうと思っていた時に、当時お付き合いしていた方にプロポーズをされたことがあります」

年齢的にも、周囲は結婚ラッシュ。

当然のように彼女も仕事を取るべきか恋愛を取るべきか、揺れ動いたという。

「でも、その時に自分の気持ちを考えたら、まったく『恋愛モード』じゃなかったんです。

仕事に対する情熱が有り余っていたし、100%の気持ちで相手に向き合えないのは失礼だと思ってお断りしました」



憂いを帯びた表情


好きな人の前だと、どのような表情を見せるのだろう。

「若い時はドキドキするあまり『素を見せられない』と悩んでいましたが、最近は好きな男性の前でも全く変わりません(笑)」

そう言って笑う。

見た目はふんわり童顔フェイス。

しかし、ひとたび話を聞けば、大人の女性としてしっかりとした部分が垣間見える。

多彩な趣味を武器に、芸能界を自由に生き抜く彼女。

今は仕事に全力投球だという。今後の活躍に期待したい。

<今週の美女>
たかはし ゆいさん
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<カメラマン>
佐野 円香

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大人っぽい美女が登場



澄ました表情も綺麗だ

ビッグサイズのシャツが似合う

まるで妖精のようだ

その視線にドキッ!

大人の魅力あふれる

艷やかなショートボブ

美脚だ

こんな美女と休日を一緒に過ごしたい!