1925年から1926年まで撮像実験に使用された「イ」の字の雲母板
所蔵:公益財団法人高柳健次郎財団2022年12月13日(火)から2023年2月5日(日)まで、国立科学博物館 地球館2F 常設展示室内にて、静岡大学・国立科学博物館共同企画展「テレビジョン技術のはじまりと発展」の開催が予定されている。テレビについて、その原理から研究開発の歴史、先端研究の一例まで、関連資料とともに幅広く紹介。常設展示入館料のみで観覧できる。「テレビジョン(television)」は、情報通信技術を使って離れた場所に映像と音声を送り、受像機で再現する放送設備。日本で本格的な研究開発が始まってから約1世紀が経った。戦後に実用化されて、広く「テレビ」と呼ばれるようになり、現在では4Kや8Kといった高精細映像が実現されているなど、その研究開発は目覚ましい進展を見せている。国立大学法人静岡大学と独立行政法人国立科学博物館が共同で開催する本展は、身近にありながらも深く知る機会は少ない「テレビジョン技術」の進展について学べる内容。日本で最初の撮像に使われた「イ」の字の雲母板や、“日本のテレビの父”と称される高柳健次郎氏(1899〜1990年)の直筆ノートなど、数多くの興味深い展示が繰り広げられる。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認1945年頃に高柳健次郎氏が使った実験ノート
所蔵:公益財団法人高柳健次郎財団、国立大学法人静岡大学高柳記念未来技術創造館光の明暗を電気信号に変換する「高柳式テレビジョン装置の光電管」
所蔵:国立科学博物館光を電気信号に変える特殊な真空管を使用したテレビジョンカメラ「アイコノスコープ」
所蔵:国立科学博物館静電型の小型ブラウン管を使用した試作受像器
所蔵:国立科学博物館1960年ソニー製で直視型では世界初と言われるポータブルタイプのオールトランジスター式テレビ
所蔵:国立科学博物館■期間:
2022年12月13日(火)〜2023年2月5日(日)■開催場所:
国立科学博物館 地球館2F 常設展示室内
東京都台東区上野公園7-20■問い合わせ先:
国立大学法人静岡大学/独立行政法人国立科学博物館
tel. 050-5541-8600(ハローダイヤル)
url. https://www.kahaku.go.jp/