©Kohei Nawa2022年12月13日(火)から12月24日(土)まで、リコーアートギャラリーにて、名和晃平氏の個展「Focus」の開催が予定されている。12月で閉廊を予定しているリコーアートギャラリーで、これまでの活動を締めくくる記念すべき展覧会としての開催。名和氏が手掛けた立体プリントによる12点の新作が発表される。1975年生まれの彫刻家の名和晃平氏は、Sandwich Inc.代表/京都芸術大学教授で京都を拠点として活動。彫刻の定義を柔軟に解釈して作品を制作し、近年ではアートパビリオン「洸庭」などの建築のプロジェクトや、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレ氏との協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」の国内外での公演なども含め、幅広く活躍している。名和氏が自身の創作のルーツの1つとして挙げているのが、幼少期の天体観測の記憶と、そこから派生した天文や物理への興味。これまでに、重力をはじめとした「世界をかたちづくる不可視の力」をたびたび作品のテーマとしてきた。今回の展示では、株式会社リコーの印刷技術を通じて名和氏の作品の背後に存在する関係性を再編集し、UVプリントへと投影する実験的な試みを実施。星や大地をモチーフとしつつ、それらの間を「結びつける力」に焦点が当てられている。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認名和晃平氏■期間:
2022年12月13日(火)〜12月24日(土)■開催場所:
リコーアートギャラリー
東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター 8F/9F■問い合わせ先:
リコーアートギャラリー
url. https://artgallery.ricoh.com/