FAがブレントフォードのエースFWトニーを232件の賭博規則違反で告発

写真拡大

ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニーが、232件の賭博規則違反によってイングランドサッカー協会(FA)から告発された。イギリス『BBC』が伝えている。

FAは、選手がフットボールに関するギャンブルを禁止している。

そして、今回の違反はトニーがニューカッスルからのレンタルでプレーしたウィガンとスカンソープ、後に完全移籍したピーターバラ、ブレントフォードの4クラブに在籍した2017年2月25日から2021年1月23日の間に発生したものだという。

ブレントフォードは所属選手の不祥事を受け、以下のような声明を発表している。

「クラブはイヴァンと彼の法定代理人と話し合っている。これらの会話は非公開で継続する」

「問題が完了するまで、これ以上のコメントは差し控える」

なお、トニーは11月24日までにFAの請求に対応する必要がある。

現在、26歳のトニーは今シーズンここまでのプレミアリーグ14試合で10ゴールを挙げる活躍をみせ、今年9月にはイングランド代表に初招集されたが、出場機会はなし。また、先日に発表されたカタール・ワールドカップのメンバーからも外れていた。

通常、賭博規則違反に関しては出場停止や罰金が科されるが、今回の違反の詳細は明かされておらず、現時点では不透明な状況だ。