三國清三シェフ、北斗晶

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 北斗晶が18日、都内で行われたイベント「10月18日は『冷凍食品の日』〜べんりとおいしいのその先へ 冷凍食品〜」に登壇し、洋食料理家で冷凍食品アンバサダーの三國清三シェフと家庭でできるアレンジレシピや冷凍食品の魅力について語り合った。

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 北斗は、「うちは夫と2人の息子がいるのですごい食事量。子どもが中高生の頃は1回の食事で5合、1日1升半でした」と食卓の様子を紹介。ポイントは副菜で、「ぱっと華やかになるように、赤・緑・茶・黄・白の5色を使うようにしています」と話すと、三國シェフも「北斗さんの料理は斬新でスケールが大きい。きれいな料理は味がぼけないですし、栄養価的にも5色から7色を使うとバランスがパーフェクトになります」と称賛した。

 三國シェフは、「私の師匠だった帝国ホテルの村上信夫初代総料理長が1964年の東京五輪で冷凍食品を使って、その頃はあまりイメージが良くなかったんですが、当時の佐藤栄作総理大臣に食べてもらったら絶賛されて、そこから急速に広まったんです。今は本当にレベルが高くて、栄養価や色も良いですね」と冷凍食品の進化を語った。

 冷凍食品を使ったお手軽クッキングコーナーでは、北斗が冷凍ハンバーグとかぼちゃを使い、「季節のおろし照り焼きあんかけハンバーグ」を調理。この他に「とろとろ&ごろごろマンゴープリン」のレシピを紹介すると、三國シェフは「冷凍マンゴーを入れてゼラチンを20分で固めるのはただ者じゃないですね。どうやって料理を覚えたんですか?」と質問。北斗によると、「女子プロレスの寮に入って先輩にごちそうになった時に『どうやって作るんだろう』と試行錯誤するうちに、なんとなくできるようになった」とのことで、三國シェフも「プロレスも料理も賢くないとね」と納得していた。

 終了後の囲み取材で、北斗は「人前に立つのは緊張しないんですけど、今日は三國シェフの前で緊張しました。やばかったです」と、いつになく緊張していたことを明かした。最近、肝を冷やした出来事を尋ねられて、「嫁が料理をしたことがなくて、某番組の企画で食べさせられた時の衝撃」と長男・健之介の妻で女子プロレスラーである門倉凛の料理を挙げた。「冷や汗が出ました。味がないか、殺すかというくらい濃かったりして。嫁には冷食を活用してほしい」とリクエストしつつ、「悪口みたいですけど、凛ちゃんはかわいいです」とフォローしていた。

(取材・文・写真:石河コウヘイ)