「レンジ手羽先揚げ 名古屋風」/調理:小田真規子 撮影:澤木央子

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夏といえばバーベキュー!! といきたいところですが、この酷暑では断念せざるを得ないかもしれません。でもこんがり焼いた香ばしい肉を、ハフハフいいながらかぶりつきたい…! そんなときは手羽先料理を用意して、涼しい部屋の中でバーベキュー気分を楽しむのもいいかもしれません。家のキッチンなら、手羽先揚げがレンジで作れます!

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■レンジ手羽先揚げ 名古屋風

【材料・2人分】

・とり手羽先…6本(350〜400g)

・名古屋風だれ〈混ぜる〉(白すりごま・砂糖…各大さじ1、しょうゆ…小さじ2、塩…小さじ1/3、こしょう…小さじ1/4)

・小麦粉

・ごま油

・〈あれば添える〉きゅうり…適量

【下ごしらえ】

とり手羽先は骨に沿ってキッチンばさみで切り目を1本入れる。きゅうりはスティック状に切る。

【作り方】

1.手羽先に小麦粉大さじ2をまぶし、余分な粉をはたき落とす。直径約25cmの耐熱皿の縁に沿って皮目を上にして並べ、ごま油大さじ1を均等にかける。ラップをかけずに電子レンジ(600W)で約10分加熱する。

2.取り出して、肉から出た脂をスプーンでざっとすくって捨てる(食感がよくなり、味がよくなじむ)。名古屋風だれを全体にかけ、肉の上下を返しながらからめる。

(1人分335kcal、塩分2.1g 調理/小田真規子 栄養計算/スタジオ食)

※電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

粉をまぶした手羽先にごま油をまんべんなくかけて、レンジでチン! 名古屋風の甘辛だれをからめれば、火を使わずにやみつきチキンが完成します。とっても簡単なので普段のおかずにもぜひ作ってみて。

手羽先のおかずは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。

■手羽のこんがり焼き

だし汁が手羽の中までしみこんで、旨み満点。だし汁で煮るときはふたをして、汁けが少なくなったらふたを取って弱火にし、水分を飛ばしながら皮がパリッとするまで焼きます。

■2種のグリルチキン

半分はしょうゆだれ、もう半分は塩をもみ込んでの2種の味を同時に調理。たれ焼きの方はたれをぬりながら焼くと香ばしく仕上がりますよ。

■みそマスタードグリルチキン

粒マスタードを混ぜ込んだ甘みそが美味! 手羽先が焼き上がったところでみそをぬり、さっと焼いて器に盛りつけて。

■手羽先のハーブグリル

塩と好みのハーブをもみこんで20分ほど味をなじませたら、あとは焼くだけ。レモンをしぼればおつまみに最高!

食卓に骨付き肉があるとテンションが上がるもの! 家族が集まる夏休みに、作ってみてはいかがでしょう?

文=齋藤久美子(栄養士)