ビッグクラブ注目のレオン、ミランは引き止めのため破格の昇給をオファーか

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ミランがポルトガル代表FWラファエル・レオン(23)に対して、大幅な昇給を検討しているようだ。

スポルティングCPで頭角を現し、「ポルトガルのムバッペ」とも呼ばれたレオンは2019年にミランへ加入。当初は荒削りなプレーが目立ち、確固たる立場を築けなかったが、徐々にポテンシャルを発揮すると、昨季はセリエAで34試合11得点10アシストを記録。11年ぶりのスクデット獲得に欠かせない活躍を見せた。

ミランとレオンの契約は2024年まで残っているが、クラブは頼もしいエースに成長した同選手を死守するため、新たな契約締結に向けた交渉を開始。当初は年俸450万ユーロ(約6億2000万円)の条件で、2026年までの契約に合意する寸前だった。

しかし、レオンの活躍ぶりを受けて、レアル・マドリーやチェルシーなど多くのビッグクラブが関心を示したことで状況は一変。レオンの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏がより高待遇を求めたことで、契約交渉は振り出しに戻っていた。

それでも、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ミランのレオンを死守する姿勢に変わりはないようだ。クラブは年俸600万ユーロ(約8億3000万円)を用意する意思を示し、少しでも早く契約延長に漕ぎつけたい考えだという。

レオン本人も加入当初から温かく見守ってくれたクラブには好感を持っており、ミラノでキャリアを続けていく意思は持っている模様。ただし、メンデス氏がミランのオファーに首を縦に振るかは不透明であり、状況が注視されている。

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