2021年4月のタブレット端末の販売台数の前年同月比は106.0%

写真拡大

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2022年4月のタブレット端末の販売台数は前年同月比106.0%と伸びを示した。21年後半は巣ごもり特需の反動で前年を下回る月が続いていたが、今年に入ってからは回復基調を維持している。

 回復をけん引するアップルの販売台数は、前年同月比128.9%と市場平均を大きく上回る。後続のレノボが67.4%、NECが74.6%と数字を落としているため、アップル一強が色濃くなっている。販売台数シェアも7割を超えており、人気が衰える気配は見えない。

 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、トップテンの内で9シリーズをiPadが占めた。首位は「10.2インチiPad Wi-Fi 64GB(第9世代)」。「10.9インチiPad Air Wi-Fi 64GB」「10.9インチiPad Air Wi-Fi 256GB」が続く。iPad以外では「Lenovo Tab M10 HD(2nd Gen)」が6位にランクインしている。(BCN・大蔵 大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。