徹底した災害対策ぶりを語った志尊淳

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 志尊淳が7日、都内で行われた超大型オリジナルアニメ『バブル』の完成披露イベントに登壇し、作品に対する熱い思いを吐露するとともに、意外な私生活も明かして会場を驚かせた。この日は、広瀬アリス、梶裕貴、畠中祐、千本木彩花、荒木哲郎監督も来場。オープニングテーマを担当したEveからはコメントが届けられ、リモートで参加したりりあ。は、エンディングテーマ曲「じゃあね、またね。」を披露した。

 アニメ「進撃の巨人」の荒木が監督、「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄が脚本、大ヒット漫画「DEATH NOTE」の小畑健がキャラクターデザイン原案を担う本作は、世界に降り注いだ泡(バブル)によって重力が壊れ、ライフラインが断たれた東京で、少年ヒビキ(志尊)と少女ウタ(りりあ。)の想いが引かれ合うさまを描くグラビティ・アクション・ラブストーリー。

 こだわり抜いたアクションシーンについて、志尊は「ダイナミックでカメラワークがすごくて、どうやって作っているんだろう(と思ったし)、(キャラクターの)感情も見えて、ものすごく面白かったです」と舌を巻く。さらに、「自分の作品は主観的になって客観的に楽しめないですけど、この作品は心に来るものがありました」と、アクションだけではなく、「人魚姫」をベースにしたヒビキとウタのロマンスパートなど、随所で感動したことを打ち明けた。

 そして、「作品を観たあとに、心からこの作品に携われて最高だな! と思ったんですね。今の環境や気持ちとリンクするところで、みなさんの心にも残る作品だと思っています。ぜひ、映画の時間を楽しんでもらえたら」と呼びかけた。

 「人魚姫」にちなみ、自分は「○○王子」「○○姫」と答える企画もあり、広瀬が「家族依存姫」、梶が「人見知り王子」などと発表する中、志尊は「備蓄王子ですね。災害のために備えている備蓄が自分でも尋常じゃないと思います。一番びっくりされるのは、飲み水が500リットルくらいあって、簡易トイレも200個くらい、最強の懐中電灯が10個、モバイルバッテリーも20個くらいあって。バッグも4つに分けています」と衝撃の告白。梶から「志尊くんの家が避難所なわけではないよね?」と確認されると、志尊は「ウェルカムです」とにっこり。さらに志尊は、「災害って備えることでしか安心できない」と実感を込めて話していた。(錦怜那)

『バブル』劇場版は5月13日より全国公開、Netflix版は4月28日より全世界配信