11歳でSKE48に加入し、2021年にはアイドル活動10周年を迎え、グループでも選抜メンバーとして支えるほか、ソロライブも行うなど最強との呼び声も高い江籠裕奈。そんな彼女が自身初となるファースト写真集『わがままな可愛さ』(扶桑社)をリリース。発売記念イベントを東京・書泉ブックタワーで開催した。


写真集の反響について聞かれると「発売前からたくさんの方から楽しみにしてくださっていて、発売前に重版が決まったりとか。一番自分の中で大きかったのは、22歳の誕生日に発売できたということで、私からこうやってファンのみなさんにプレゼントすることができてすごく幸せです。どんな反応なんだろうとちょっと恥ずかしかったんですけど、みんな可愛いって褒めてくれたので、うれしかったです」と喜んだ。


同作は小豆島での撮影をメインに「ありのままの私」をテーマに撮影された。ステージで見せる表情とも違う、ナチュラルな魅力を存分に詰め込んだ作品に仕上がっており、今まで見せたことがない健康的ななランジェリーカット、純白ビキニ、すっぴんカットと、大人な色気も感じられる内容に。撮影は3日間とも快晴だったそうで、「SKE48は雨女が多くて、大事なイベントのときは雨が振ることが多いんですが、今回は私の晴れ女パワーを発揮して、良い天気で撮影できたのがよかったです」と振り返った。


48グループでは、写真集を発売するとプロデューサーの秋元康氏が帯コメントを寄稿をしているが、今回は「ただ可愛いだけの女の子なら大勢いるかもしれない。わがままを言っても許せてしまう可愛さは、なかなかいないだろう」。江籠は「人生で秋元先生から言葉をいただける日が来るとは思いませんでしたし、大きな出来事でした。10年アイドルをやってきて良かったなと思いました。褒め言葉で「かわいいね」って言ってもらえるのが一番好きなので、そのワードが入っていたのがうれしかったです」とコメント。


写真集の自己採点を求められると「自分の容姿に自信がないんですよ。でもいろいろ反響が大きくて、また写真集を出すという新しい夢ができたので100点にしておきます。今回は“ありのままの私”がテーマだったので、そのとおりの作品ができたと思います」と答えた。


昨年アイドル活動10周年を迎えた江籠。今後について聞かれると「これ以上、欲深くいたらバチが当たりそうですけど、ソロライブはまたやりたいです。流れに身を任せて10年続けてきた結果が、今こうなっているので、自分らしくいれたらいいなと思っています」と語り、グループとしての目標は「先輩たちから教えてきてもらったことをやりつつ、新しいこともやっていかないといけない。今日は11期生もお披露目されるので、新しい仲間とともに、ファンの方とも一緒に頑張っていきたいです」と力を込めた。自身のグループ卒業に関して聞かれると「タイミングなんですかね?パッと浮かばないのは、今が楽しいからだと思うので。今は卒業は考えていないです」ときっぱり否定した。