イケメンすぎるブラピも登場 - 映画『ザ・ロストシティ』より
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 先週末(3月25日〜3月27日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、サンドラ・ブロック&チャニング・テイタム共演のロマコメ・アドベンチャー映画『ザ・ロストシティ』が興行収入3,045万3,269ドル(約35億円)で首位デビューを果たした。3週にわたって首位を記録していた『THE BATMAN−ザ・バットマン−』は2位となった。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル115円計算)

 『ザ・ロストシティ』が描くのは、新作の宣伝ツアー中に南の島へ連れ去られた女性作家(サンドラ)が、彼女を助けに来た小説の表紙モデルの男(チャニング)と島から脱出すべく大冒険を繰り広げるさま。ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットらも出演している。興収3,045万3,269ドル(約35億円)というのは予想を上回る好成績で、サンドラたちのスターパワーを証明した形に。観客の56%は女性、47%は35歳以上。女性と大人はコロナ禍に映画館を敬遠していた層だが、『ザ・ロストシティ』はそこを取り込むことに成功している。

 3位には、『バーフバリ』のS・S・ラージャマウリ監督が手掛けた時代物のアクションドラマ『RRR(原題)』が興収950万ドル(約11億円)で初登場。上映時間3時間超えの超大作が、サプライズヒットを記録した。

 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は公開15週目にして、累計興収8億ドル(約920億円)を突破。これまでに興収8億ドルを突破した作品は、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』(興収8億5,837万3,000ドル・約987億円)、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(興収9億3,666万2,225ドル・約1,077億円)の3作品のみだ。(編集部・市川遥)

3月25日〜3月27日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ザ・ロストシティ』
2(1)『THE BATMAN−ザ・バットマン−』
3(初)『RRR(原題)』
4(3)『アンチャーテッド』
5(2)『劇場版 呪術廻戦 0』
6(4)『X(原題)』
7(5)『ドッグ(原題) / Dog』
8(6)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
9(10)『SING/シング:ネクストステージ』
10(初)『インフィニット・ストーム(原題) / Infinite Storm』