ショットも徐々に安定 イ・ボミが今季初の予選通過を果たした(撮影:上山敬太)

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<Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 2日目◇19日◇鹿児島高牧CC(鹿児島県)◇6419ヤード・パー72>
新型コロナウイルス感染拡大によって与えられた入国制限保障制度を利用し、開幕戦から出場を続けるイ・ボミ(韓国)が、今季3試合目にして初の予選通過を果たした。
第1ラウンドを1オーバーで終えると、第2ラウンドはボギーが1つ多かったものの、決勝進出圏内に踏みとどまった。トータル2オーバー・36位タイと上位からは離されているが、「集中できるスイングができた。今週はマネジメントできるくらいのショットが打てたのがよかったと思います」とプレーには手ごたえも感じている。
昨季終了時点でシードを喪失したボミだが、年末に行われたQTは回避を決断。上記の制度で保障されるのは開幕からの5試合で、ここに最大8試合まで認められる推薦出場を加えて第1回リランキングを突破し、中盤戦以降の出場権を確保するというのが現実路線となる。
そのため大事な5試合になるが、開幕戦、そして先週と予選落ち。ショットにブレが生じ、なかなか気持ちのいいゴルフができなかったのがその原因だ。「今週はコースが長かったんですけど、そのなかでも予選を通れたことがうれしい」と、安定感が戻って出た結果に胸をなでおろす。
今後のことを考えると、1つでも上の順位でしっかりとポイントを上積みしていきたいところ。「予選を通るためにお祈りしたことが実った。毎週毎週続けてきたことが今週できてうれしい。、明日は天気がいいと聞いたのでアンダーパーで回れるように頑張ります」。一戦一戦に勝負をかける。
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