常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言がある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。今回は苦悩からの復活を目指すひとこと。
---------------
「シード以前に課題がたくさんある」
2011年にプロテストに合格した香妻琴乃。プロ8年目となる18年、「マンシングウェアレディース東海クラシック」で悲願の初優勝を挙げるも、翌年19年はその勢いに乗れず。怪我に悩まされ続け、シード権を喪失した。
シーズン最終戦となった「大王製紙エリエールレディス」では、「前半の右肩のケガで、後半はスイングが分からなくなり、それを修正できなかった」と言葉を詰まらせた。春から悩まされていた右肩の痛みや腰痛に泣かされ、1年間通して思うようなプレーができず、悔いの残るシーズンとなった。
「(ここからは)スイング、体調の管理をしっかりすることが必要だと思った」と自分を見つめ直すことを誓って挑んだQTの最終ステージ。最終日にスコアを伸ばすも前半シード権獲得には届かず、またも悔しさを味わうこととなった。
<ゴルフ情報ALBA.Net>