3月3日は桃の節句、ひな祭りです。そこで今回は、インスタで見つけた最新ひな人形飾りをピックアップ。正統派のひな人形からモダンなデザイン、コンパクトなタイプまでさまざまです。今どきインテリアにフィットするヒントが見つかるかも!

桃の節句は、女の子の健やかな成長や幸せを願う日!

3月3日はひな祭り。女の子の成長や幸福を願う日です。節句の年中行事で、桃の節句とも呼ばれています。

この日は女の子が主役! ひな人形を飾ったり、縁起がいいとされている桃の花や菱餅、ひなあられなどをお供えします。

ひな祭りを間近に控え、インスタグラムでも「ひな人形を飾った」という投稿がいよいよピークに。今回はすてきなひな人形飾りの投稿を編集部目線でたっぷりご紹介します。今年らしいトレンドも見えてくるかも?

 

●伝統的なひな人形は根強い人気! 季節の花とのバランスにも注目

熟練の職人がつくるひな人形は、きめ細やかな装飾や繊細な表情が魅力。インスタでも多くの投稿が上がっています。

ひな人形にはさまざまなタイプがありますが、大きく分けると「衣装着人形」「木目込人形」の2種類。

haru shinoharaさん(@twins_haru0617)は、木目込ひな人形を飾っています。

部屋の雰囲気に合う、シンプルなひな人形は、双子の赤ちゃんに向けたharu shinoharaさんのご両親からの贈り物だそうです。山田平安堂のもので、人形は老舗専門店・吉徳謹製。桃の花を屏風に見立てた花屏風がすてきです。

 

Maiさん(@tiffagram12)も木目込人形のひな人形を購入!

老舗専門店、一秀の伝統工芸士・木村一秀作のひな人形。上品な淡いピンクは、春気分を一気に高めてくれそうです。桃の花のかわりに啓翁桜をそばに飾っています。壁のレターバナーのおかげで、スタイリッシュな雰囲気に。このバナーはAmmyMadeで購入したそうです。

ひな人形といっても、最近は子どもに贈るだけのものではありません。大人のひな人形をつくり続ける老舗のひな人形工房を発見!

静岡の老舗ひな人形工房、左京の4代目である望月たくやさん(@takuyamoc)は、インスタに真っ白な絹のひな人形を投稿。最高級の京都西陣織の絹を使っているそうです。ひな人形といえばカラフルな着物が主流ですが、あえて白に統一することで金箔の冠や檜扇(ひおうぎ)も際立ちます。

このひな人形は、昨年の11月にはすでに完売してしまったほどの人気ぶり! 来季にも再販が決定しているそうです。

 

●うさぎびながかわいすぎる!種類も素材もより豊富に

正統派のひな人形以外で、ここ数年でじわじわ人気も需要も上がっているのがうさぎびな。かわいらしいデザインのうえ、コンパクトで飾りやすいことも支持されている大きな理由です。

 

Miho Itoさん(@miitomipo)は、ちりめんを使ったつまみ細工でうさぎびなを手づくり!

アイボリーベースの上品なカラーグラデーションは、ナチュラルインテリアにもマッチしてくれそうです。ミニ畳にぴったりのサイズ感!

 

●プチプラならスリーコインズがダントツ人気!

カジュアルにひな祭りを楽しみたいときは、プチプラショップの力を借りたいところ。インスタで投稿が目立ったのは、スリーコインズのひな人形です。

 

このひな人形は店頭でほぼ完売していますが、MARIEさん(@maaaa_rieee)は無事ゲット。優しい木の質感と色みで、ほっこりした気分になれそうですね。

ちなみにスリーコインズではぼんぼりも販売していたよう。でもMARIEさんはあえて使わず、ひな祭りガーランドについていた小さなぼんぼりを取って飾っています。

 

●インテリア重視!変わり種のミニひな人形

大きなひな人形を飾るスペースが取れない、インテリアの統一感を大事にしたいという人は、コンパクトサイズのモダンなひな人形をチェックして。小さなひな人形は出し入れの手間や保管も断然ラク!

 

陶芸家の森田みほさん(@mihorou12)は、パステルカラーの華やかなひな人形を製作したそうです。

三人官女やぼんぼり、菱餅までついていますが、とてもコンパクトなので部屋に飾りやすくなっています。

 

Hoshi〜★さん(@___hoshi.home)が飾っているのは、ラタンのひな人形。

大きなひな人形とは別に、テレビまわりに飾れるミニサイズのひな人形を探していたそう。優しいラタン素材、コロンとした丸いフォルムがとてもかわいいひな人形です。これはオーダーショップのthe.autumn920のもの。

 

mauveさん(@mauve.19)は、レザーでつくったひな人形写真をインスタに投稿。

ヌメ革を使ったハンドメイドのひな人形。女の子がいない家庭でも、自分のために飾っておきたいほどのキュートさとクオリティです。年月を重ねたときの革の変化も楽しめそうですね。

 

こんな飾り方もある!大人目線で楽しむひな祭り

子どもがいない人や、娘がすでに大きくなっている人も、季節を感じるイベントとしてさりげなくひな祭りを楽しみたい! というケースも増えているよう。

インスタより、新しいひな祭りのデコレーションをいくつかピックアップしました。

 

まずは、水引でつくったひな人形です。

水引を使ったさまざまな作品をインスタで公開しているTERUMIさん(@tterumi)。水引フレームに落とし込んだひな人形は、インテリアとしてさりげなく季節行事を楽しむのにぴったりです。

 

ひな祭りをイメージした花を飾るというアイデアも新しい!

こちらはアーティフィシャルフラワー(造花)MAGIQ by 東京堂(@magiq.jp)のインスタ投稿。MAGIQは東京堂のアーティフィシャルフラワーブランドで、ひな祭りをイメージした造花を飾る提案をしています。

スペースや家の雰囲気によって組み合わせを好きに選べるし、造花ならお手入れ不要。手軽にひな祭りを楽しむことができそうです。

 

今回ご紹介したさまざまな飾り方やアイデアを参考に、自分らしくすてきなひな祭りを迎えられるといいですね!