史上2頭目の連覇を狙うカフェファラオ(撮影:下野雄規)

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 カフェファラオに注目したい。コパノリッキー以来史上2頭目のフェブラリーS連覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■2/20(日) フェブラリーS(4歳上・GI・東京ダ1600m)

 カフェファラオ(牡5、美浦・堀宣行厩舎)は昨年のフェブラリーSを優勝するなど東京ダートマイルでこれまで3戦3勝。近走は函館記念で芝に挑戦して9着、前走休み明けのチャンピオンズCで11着と苦戦が続いているが、得意コースで巻き返し史上2頭目の連覇なるか。鞍上は初コンビの福永祐一騎手。

 レッドルゼル(牡6、栗東・安田隆行厩舎)はダートスプリント路線の代表格で、昨年はドバイゴールデンシャヒーンで2着、JBCスプリントを3馬身差圧勝などの実績を残した。今回はマイルへの距離延長が課題となるが、昨年の同レースでは初のマイル、大外枠という厳しい条件ながら4着まで追い込んできており、2度目の今年は勝ち負けも十分期待できるだろう。鞍上は川田将雅騎手。

 ソダシ(牝4、栗東・須貝尚介厩舎)は白毛のクロフネ産駒で、20年の阪神JFと昨年の桜花賞でGI・2勝。初めてダートに挑んだ前走のチャンピオンズCは果敢に逃げるも12着に終わったが、ワンターンのマイルに条件が替わる今回巻き返すことができるか。鞍上は吉田隼人騎手。

 その他、前哨戦の根岸Sを制したテイエムサウスダン(牡5、栗東・飯田雄三厩舎)、昨年の武蔵野S勝ち馬ソリストサンダー(牡7、栗東・高柳大輔厩舎)、東京巧者タガノビューティー(牡5、栗東・西園正都厩舎)、東海Sを鋭く差し切ったスワーヴアラミス(牡7、栗東・須貝尚介厩舎)、マイルCS南部杯を制して以来となるアルクトス(牡、美浦・栗田徹厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

 なお、テーオーケインズ(牡5、栗東・高柳大輔厩舎)、マルシュロレーヌ(牝6、栗東・矢作芳人厩舎)は翌週のサウジCに遠征を予定しており、フェブラリーSは回避見込み。