中国代表(右:リ・シャオペン監督、左:ウー・シー選手)

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26日、ワールドカップアジア最終予選の対戦を前に中国代表のリ・シャオペン監督が日本戦に「まだ希望はあるので明日の試合は全力で臨む」と意欲を見せた。

中国代表は1月12日から長期の合宿を行い、多くの選手から選抜を行ってきた。また帰化選手もDFタイアス・ブラウニング、MFアランが加わっている。対する日本代表は吉田麻也と冨安健洋のレギュラーCBが不参加と窮地に追い込まれている。

敗れると3位以内が苦しくなる中国だが、リ監督は「一縷(る)の希望はある」「我々のレベルすべてを発揮した対戦にしたい」と語り、いいコンディションの国内組に加えて帰化組も「フィジカルもメンタルもいい」と自信を見せた。

「サッカーに関して言えば、それぞれの力、チーム全体の力にかかっていますので、私としてはベストを尽くして、これまでサッカーでやって来たことを選手全員に教え込んで素晴らしい試合になるように期待しています」

「結果はそれぞれの選手のそのときの力の発揮することにかかっていますので、明日はとにかくベストを尽くして試合に臨みます」

またウー・シーキャプテンは「過去の試合はもう過ぎ去ってしまったので、今は明日に向けて力を注ぐこと。プレッシャーを感じずに明日は素晴らしい試合になるよう頑張りたいと思います」と表情を変えず、力強く語っていた。

【文:森雅史/日本蹴球合同会社】