松本潤

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 松本潤が30日、都内で行われた映画『99.9−刑事専門弁護士− THE MOVIE』の公開初日舞台あいさつに登壇。泣きじゃくる子どもに「もっと来い!」と加勢する神対応で、ハプニングを笑いに変える一幕があった。

 本作は、日本の刑事事件における裁判有罪率が99.9%とされるなか最後の0.1%まで諦めず、事実を追求する弁護士たちの活躍を描く、2016年、18年に放送された連続ドラマシリーズの映画版。型破りな弁護士・深山大翔(松本)が所属する斑目法律事務所のチームが、15年前にとある村で起きた事件に隠された事実を求めて奔走する。

 ついに公開初日を迎え、松本は「(ドラマや映画など)たくさんの本数をこの作品で作れたことをうれしく思っています」と喜ぶと、昨日放送されたSPドラマにも触れ「Twitter上で『おかえり』という(ファンからの)声を見て、温かい気持ちになりました」と笑顔を見せた。

 昨日は、SPドラマ放送後に映画版の主題歌が2018年にリリースされた嵐の54枚目シングル「Find The Answer」であることが発表されたことでもSNS上は盛り上がった。「Find The Answer」はドラマSEASONIIの主題歌として起用されていた。

 松本は、「Twitterの急上昇ランキングで『Find The Answer』が1位になっていて、最初はニュースを知らなかったので何があったんだろうとびっくりしました」と目を丸くしつつ、「ドラマを観てくださっている方と嵐のファンの皆さんが盛り上がっていてうれしかったです」と感慨をにじませた。また、松本の中では「Daylight」(SEASONIの主題歌)と、「Find The Answer」が『99.9』のイメージとつながっているそうで、「この映画で最後に(『Find The Answer』が)流れると浄化されるというか、自分の中では懐かしい感じもあるけど、それと同時にストーリーの中に溶け込んで、曲の新たな魅力を引き出してもらえた気がします」と嬉しそうに話した。

 この日は、香川照之、杉咲花、木村ひさし監督も来場し、撮影を振り返ったり、鏡開きを行ったりするなど、楽しくトークを展開。そんな中、松本が話し始めると、子どもが泣きじゃくる事態に。松本は「どうした? 大丈夫か?」と驚きながらも、声の方を見やり、「全然泣いててください。子どもは泣くのが仕事ですからね」と呼びかけ。その言葉に呼応するかのように鳴き声が大きくなると、松本は「おー、よしよし、もっと来い!」と加勢。機転の利いた対応で、ハプニングを笑いに変えていた。(錦怜那)