Gmailのファイル添付を時短する! ChromeとEdgeは[Ctrl]+[C]と[Ctrl]+[V]キーでOK

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Gmailで送信メールにファイルを添付するとき、みなさんは、どうやっているだろうか?

ドラッグ&ドロップしか使っていないというなら・・・

今回、紹介する新しいショートカットキーを、ぜひ試してみてほしい。
といっても、それは誰もが知っているおなじみのコピー&ペーストの操作だ。


●Gmailでメールにファイルを添付する方法は?
Gmailの送信メールにファイルを添付するとき、エクスプローラやファインダーからメール作成画面にファイルをドラッグ&ドロップしている人は多いだろう。
または、メールの作成画面で[ファイルを添付]ボタンをクリックして、添付するファイルを選択している人も多いはずだ。

しかし、最新のGoogle Chrome(バージョン91以降)を利用しているなら、もっとスピーディにキーボード操作だけでファイルを添付できるのだ。

なんとWindowsやMacでおなじみの次のコピー&ペースト操作が使えるのだ。

<Windows>
[Ctrl]+[C]/[Ctrl]+[V]

<Mac>
[command]+[C]/[command]+[V]

たとえば、Windows版のGoogle Chromeなら、操作は次のようになる。


エクスプローラで添付したいファイルを選択し、[Ctrl]+[C]キーでクリップボードにコピーする。ここではPDFファイルをコピーした。



Gmailのメール作成画面を開き、本文にカーソルを置いた状態で[Ctrl]+[V]キーを押す。



メールが添付ファイルとして設定される。


複数のファイルを選択して[Ctrl]+[C]キーを押し、メール作成画面で[Ctrl]+[V]を押せば、まとめて添付することも可能だ。これらの操作は、Mac版のChromeでも共通である。

なお、画像ファイルについては、作成するメールがHTMLメールかテキストメールかによって動作が異なる。具体的には、HTMLメールのときは本文中に画像が挿入され、テキストメールの場合は添付ファイルになる。

HTMLメール/テキストメールは、メール作成画面で[その他のオプション]をクリックし、メニューの[プレーンテキストモード]で切り替える。[プレーンテキストモード]をチェックすればテキストメール、チェックを外せばHTMLになる。


メール作成画面で[その他のオプション]をクリックし、メニューの[プレーンテキストモード]でHTMLメール/テキストメールを切り替える。



[プレーンテキストモード]のチェックを外してHTMLメールにした場合は、画像ファイルを[Ctrl]+[V]キーで貼り付けると本文中に挿入される。



[プレーンテキストモード]をチェックしてテキストメールにした場合は、画像ファイルを[Ctrl]+[V]キーで貼り付けると添付ファイルになる。


なお、同様の操作はChrome以外でも可能だ。筆者が確認したところ、Windows環境では、Microsoft Edge(バージョン91以降)でも[Ctrl]+[C]/[Ctrl]+[V]キーによるファイル添付ができる。一方、Firefox(バージョン89)ではできなかった。

Mac環境では、Safari(バージョン14)で[command]+[C]/[command]+[V]でファイルを添付できることを確認した。

また、M1チップ搭載Mac用のGoogle Chrome(バージョン91 ARM版)では、テキストメールのときだけ[command]+[C]/[command]+[V]でファイルを添付できる。HTMLメールだと、ファイル名が挿入されるだけだ。

このように、Webブラウザによって少しずつ動作に違いがあるようなので、お使いのWebブラウザで動作を確認することをおすすめする。対応していれば、ファイルの添付はずっとスピーディになるはずだ。


井上健語(フリーランスライター)