後方から鳥栖を支えるエドゥアルド photo/Getty Images

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リーグ戦3連勝でサンフレッチェ広島と対戦したサガン鳥栖。結果は惜しくも決めきれずスコアレスドローとなり4連勝は逃してしまったが、ここまでリーグ戦では3位とまずまずの好成績を残していると言える。好調の要因としてはここまでの失点数が「5」とパク・イルギュを始めとした難攻不落の守備陣が素晴らしいパフォーマンスを披露している。その中でもセンターバックを務めるエドゥアルドに注目したい。

ブラジルでキャリアをスタートさせたエドゥアルドは2013年にガイナーレ鳥取に移籍。その後は、柏レイソル、川崎フロンターレと多くの日本のクラブを渡り歩き昨季からサガン鳥栖に在籍している。長年Jリーグを見ている人であれば馴染みのある選手だろう。

6日に行われたサンフレッチェ広島でも3バックの中央で先発を果たしたエドゥアルドは自身の良さである組み立てで攻撃に貢献していた。安定した足元の技術を持っているエドゥアルドは縦パス、前線へのロングフィード、サイドチェンジとパスの幅が広い選手。後方から繋いで攻撃を始める鳥栖にとってパスに強みがある選手が後ろに居るのは非常に心強い。

また、本職である守備ではボール奪取能力に優れており、身長184cmの長い手足を伸ばして相手の攻撃を止めている。対人での強さを見せており、J屈指のセンターバックであると言える。

パク・イルギュとエドゥアルドを中心に堅守を誇るサガン鳥栖に今後期待したい。