金剛立氏(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の金剛立(キム・ガンリプ)食品医薬品安全処長は19日、輸入水産物の放射能検査の現場を訪れ、「原則と手続きに従って徹底的に検査してほしい」と指示した。 

 日本政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水を海洋放出する方針を決めたことで国民の不安が高まっている。これを受け、金氏は南東部・釜山の甘川港にある輸入食品検査所などを視察した。

 同処は2011年の福島第1原発事故以降、日本産食品に対しては放射性セシウムとヨウ素の検査を実施している。

 核種分析器を23台から36台に増やし、分析員を12人増員するなどし、検査結果の精度を向上させた。