好きな人と結婚して幸せになれる?既婚者が語る、失敗しない結婚相手の選び方

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出会いはあっても、「自分にマッチした出会い」と考えると、難しい…という人も多いはず。どうすれば、自分にピッタリの結婚相手を見つけられるのでしょうか?20代〜30代の既婚者に、結婚相手を選んだ決め手やをリサーチしました。

結婚相手と恋人では選び方が違う?



「恋人を選ぶときは、見た目を重視していました。彼氏がイケメンだと一緒にいるだけですごく楽しいし、自分にとっては価値があることだったんです。じゃあ、ルックスのいい人と結婚したのかというと、そこは別。結婚するときは年収や貯金額、居心地のよさを重視して、結局ルックスは度外視でした。恋人選びはその瞬間を楽しめる相手探しで、結婚相手は長距離走を一緒に走れる人を探す感覚でしたね」(26歳/通信事業)

将来を考えられる男性としか付き合いたくない!という人もいれば、コメントのように恋人選びと結婚相手選びは別!といって、独身時代のお付き合いを楽しむ人もいるようです。どちらが正解とは言い難いものの、「結婚相手選びで失敗したくない」との本音は、どちらにも共通しています。

◎好きな人と結婚して幸せになれるのか



「よく『結婚は2番目に好きな人とするべき』みたいなことを言いますよね。私の姉がまさにそのタイプ。本当は旦那さん以外に好きな男性がいたけど、公務員だからという理由で今の旦那さんを選んだんです。姉曰く『結婚してからは、加点方式で旦那のことを好きになってる』そうですよ」(25歳/建材メーカー)

好きな人と結婚したのに、一緒に生活するうちに相手の嫌な部分が見えてきてウンザリ…なんてパターン、実は多いもの。それに比べ、そこまで好きじゃない人と結婚すると、結婚後にどんどん相手を好きになっていくこともあるみたいです。

大好きな人=自分にマッチした結婚相手とは限りません。好きなわけじゃないのに、なぜか気になるという人にも目を向けてみるといいかも。

結婚を意識した相手との付き合い方



「職場の先輩は、29歳のときに付き合った彼氏に『私が30歳になるまでに結婚するかどうか結論を出して!結婚する気がないなら別れましょう』と、付き合った当初に宣言したそうです。それがよかったのか、無事、彼と結婚。自分から結婚の話を出すのも効果アリなんだなって勉強になりました」(26歳/ホテル勤務)

彼にどう結婚を意識させるか、結婚の話を切り出させるにはどうすればいいのか…このへんは、女性にとって悩みがつきない部分です。今付き合っている彼がいるなら、思い切って自分から結婚の話を切り出してみるものアリなのかもしれません。

もちろんタイミングや彼との関係性によっては成功にも失敗にも転びそうですが、何もせずにヤキモキしているよりはスッキリするかもしれません。

既婚者は語る!結婚相手の選び方


◎幸せをつかむには?確認したいポイント


幸せな結婚生活を送るには、相手の職業や性格、年齢や容姿など、譲れない条件がたくさんありますよね。ここでは、既婚者に聞いた確認しておきたいポイントを見ていきます。

◎相手の家族関係をしっかり見る



「彼の家族については、結婚を決める前に絶対知っておくべきです!優しいうえに、大企業でバリバリ働いている今の旦那からプロポーズされ、迷わずOKしました。ところが、挨拶で彼の実家を訪れてびっくり。彼の両親はいい人だったけど、既婚の姉3人が勢ぞろいして、私を試すような意地悪な質問ばかり!プロポーズに浮かれていたけど、彼の家族を見て一気に夢から覚めました」(29歳/化粧品販売)

結婚後は、自分もその一員になる彼の家族。ときには義実家との関係が原因で、不仲や離婚に至ることもあるほど、重要なポイントです。彼には小さい頃の話や、現在の実家との関係などをそれとなく聞いておきましょう。

可能であれば、付き合っている段階で会ってみるものアリ。後から「この家族は無理」なんてことのないように、チェックして。

◎おすすめは一緒にいて楽な人



「若い頃は『かわいい自分』や『素敵な自分』を彼に見てほしいと思って頑張っていました。けど、今の旦那と出会ったのは、仕事のストレスを発散させるために立ち寄った居酒屋で、酔っぱらってるとき。ストレスで荒れてる私を笑って慰めてくれて、なんていい人なんだ!と思いました。出会いが最悪なコンディションだったので、一緒にいるのがすごく楽!結婚するなら、無理なく一緒にいられる人がいいですよ」(32歳/生命保険会社)

恋愛に必要なのが瞬発力だとしたら、結婚に必要なのは持久力。無理して自分をよく見せなければいけない関係だと、長く続けるのは困難です。素の自分を見せても受け止めてくれる相手が安心ですね。

◎信頼関係を築ける



「うちの旦那は愛想がいいほうじゃないけど、嘘はつかない人です。プロポーズの言葉は『貯金はないけど借金もない。浮気は絶対しないから俺と結婚して』でした。その言葉通り、本当にお金はなかったけど、2人で助け合いながら幸せに暮らしています。いいことも悪いことも隠さず話してくれるので信頼できるし、私もそれに応えるべく誠実に生きてます」(33歳/ヨガインストラクター)

生きていれば、いいことも悪いことも起こるもの。そんなときに、包み隠さず打ち明けてくれる人とは、信頼関係を築けるでしょう。特に結婚生活では、お金や人間関係のことでトラブルになる夫婦も多いのだとか。彼は本当に誠実な人か?結婚前に見極めてくださいね。

◎将来のプランが似ている



結婚前に付き合っていた彼氏は、奥さんには専業主婦になってもらって俺が稼ぐ!ってタイプ。でも私は、結婚しても仕事を続けたいと思っていました。お互いのプランが違いすぎてうまくいかず。今の旦那は私の自由にさせてくれるし、将来のプランも似ているので、すごく楽です」(31歳/デザイナー)

結婚すると、子ども、マイホーム、親の介護や自分たちの老後の生活…と、たくさんの選択や決断を迫られるシーンを迎えます。そんなときも、結婚相手と将来のプランが似ていると安心です。彼が将来どんな生活を望んでいるのか、聞いてみてくださいね。

結婚相手に選んではいけない男性はこんな人


理想の結婚相手像がなんとなくイメージできたところで、既婚者の「こんな男性はNG!」という意見も確認しておきましょう。

「会話にやたら『母親』が出てくる男は要注意。マザコンの可能性アリです」(28歳/鍼灸師)

「『俺は環境に恵まれていない』が口癖だった男友達は、結婚後も転職を繰り返して、収入も不安定。奥さんは大変そうです」(29歳/営業事務)

「スマホを隠す、触らせようとしない、彼女の前では電話に出ない男は、怪しい。女性関係をチェックしたほうがいいと思う」(30歳/看護師)

「義兄は仕事を理由に、家事も育児も全然手伝いません。収入はいいみたいだけど、姉がかわいそう」(26歳/食品メーカー)

マザコン、亭主関白、浮気性、すぐに仕事を辞める…確かにどのタイプも結婚したら大変そうですね。

ライタープロフィール
tomo
大手企業で営業・事務として働きながら結婚、出産、職場復帰を経験。ワーママライフに悪戦苦闘しつつ、フレキシブルな働き方を求めてライターに転向。20代30代と2度の大病を乗り越え、少々ぶっ飛んだ悟りの境地に到達。と思いきや、日々つまづきまくりのまだまだ修行中アラサーです。これまで出会ったおもしろキャラや、山あり谷あり人生がライティングの糧となっている今日この頃。仕事に恋に悩める乙女たちに、若き日の自分を重ね、エールを送ります。