「献体された遺骨」を並べる医学生に見えた景色
解剖実習に先がけて行う「骨学実習」が始まった──
誰にも頼らず医師になるーー。18歳の真木賢人(まきけんじん)が選んだのは、防衛医科大学校という学び舎だった。
学費無料、全寮制、給与ありの「自衛隊のお医者さん」の養成機関。医師かつ士官でもある「医官」を目指す彼らに課されるのは医学部のカリキュラムだけではない。訓練、そして厳しい寮生活が、若い彼らの両肩にのしかかる。
「医師免許はキミの人生を快適にするためのパスポートではない」
ときに学校長から厳しい指摘も受け、医学を学ぶ意味を自問する賢人。
骨学実習や解剖学実習、そして臨床実習へと難易度を増していくカリキュラム。それらに挑む1人の青年が、仲間との出会いや学びにより1人の医師になるまでを描いた感動の物語。
『賢者の学び舎 防衛医科大学物語』(小学館)より抜粋してご紹介します。
骨学実習とは?
©山本亜季/小学館
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