バルサ会長が新監督を明言「何事もなければ、クーマンが監督に」…メッシにも言及

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 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が18日、ロナルド・クーマン監督の招へいを明言した。クラブ公式サイトが同日に伝えた。

 バルトメウ会長はクラブ公式チャンネルのインタビューで新監督について明言。「何事もなければ、クーマンが来季のバルセロナの監督になる。私たちは彼の考え方や哲学をよく知っている。また、彼もクラブの哲学を熟知していて、バルサのスタイルを信じている。だから彼を選んだ」とクーマン監督の就任が決定的になったことを明かした。

 また、バルトメウ会長は退団が噂されているエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについても言及。「クーマンは、彼のプロジェクトの主力はメッシだと話していた。彼(メッシ)の契約は2021年までだ。レオとはよく話をしているし、彼の父親とはより定期的に話をしている。彼(メッシ)は世界でナンバーワンの選手だ」

 バルセロナは14日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルンに2−8の歴史的な大敗を喫し、12年ぶりに無冠でシーズンを終えた。クラブは17日に臨時理事会を実施し、「大規模なトップチームの再編における最初の決定」として、1月から指揮していたキケ・セティエン監督を解任。後任は現在オランダ代表を率いているクーマン監督が有力視されていたが、バルトメウ会長の発言により、就任が決定的となった。