ルカクが自身のEL記録を伸ばし、“怪物”の記録にも迫る!…「記録は更新するものだが…」

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 インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクはシャフタール戦で2ゴールを決め、ヨーロッパリーグ(EL)の連続得点記録を10に伸ばした。また、それに加えて新たなクラブ記録の更新にも迫っているようだ。

 17日、EL準決勝でインテルとシャフタールが対戦。インテルがアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスのゴールで前半のうちに先制すると、後半には4点の追加点を奪い、セビージャの待つ決勝の舞台へとコマを進めた。この試合で2得点をあげたルカクは、準々決勝で自身が更新したELでの連続得点記録を10に更新。さらに今季の通算ゴール数を33とし、元ブラジル代表ロナウド氏が保持するインテルの新加入選手としての1シーズン最多得点記録である34に、あと1と迫った。

 決勝での得点で、“怪物”の記録を塗り替えることが期待されるルカク。シャフタール戦の快勝をこのように振り返っている。

「チームは非常によくやったし、みんながベストを出した。キャンプで僕たちは本当によく頑張っているよ。厳しいものだけど、ハードワークの結果が見えているね。このまま進み続けたいと思う」

「試合ではすべてが上手くいったけど、僕たちは戦い続けた。記録は破るためにあるけれど、僕らは勝ちたいんだ。本当にしっかりと準備して、回復し、再びプレーする必要があるね」

 インテルの22年ぶりの戴冠とともに、ルカクの記録更新にも期待が集まるセビージャとのEL決勝は、21日にケルンで行われる。