サヴィと和田竜二騎手

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12日、佐賀競馬場で行われた第20回サマーチャンピオンは、4番人気のサヴィが逃げ切り、嬉しい重賞初制覇を飾った。1番人気に支持された武豊騎乗のコパノキッキングはスタートで出遅れる影響もあったのか、直線で伸び切れずに3着に敗れた。

サマーチャンピオン、勝利ジョッキーコメント
1着 サヴィ
和田竜二騎手
「前走から間が開いていたのですが、凄く順調だと聞いていました。返し馬から元気も良かったですし、馬も落ち着いていましたので、凄く良い状態だったと思います。枠も良かったですし、先行したらしぶとい馬なのでスタートだけ気をつけていました。速くなるようなら控えようかと思っていたのですが、割と1コーナーはゆっくり入れたのでそのまま行かせました。向こう正面で速くなったのですが、気難しい馬なので飲み込まれたらやる気もなくなってしまうところもあるので、スピードに乗せてあげてあとはなんとか凌いでくれという思いでした。実績的に劣るかなと思ってはいたのですが、4コーナーで飲まれなかったことで直線でもファイトしてくれました。前走の勝ち方も良かったので、馬が充実してきたのだとと思います。自分の形に持ち込んだら強いのはわかっていますし、体力とか気力とか備わってきているので秋も大きい所を頑張っていきたいと思います」

【クラスターC】和田竜「今後に期待」レース後関係者コメント

レース結果、詳細は下記のとおり。

 12日、佐賀競馬場で行われた7R・サマーチャンピオン(Jpn3・3歳上オープン・ダ1400m)は4番人気に支持された和田竜二騎乗、サヴィ(牡6・栗東・中内田充正)が逃げ切って快勝した。半馬身差の2着に3番人気のメイショウテンスイ(牡3・栗東・南井克巳)、3着に1番人気のコパノキッキング(セ5・栗東・村山明)が入った。勝ちタイムは1:26.3(重)。

2番人気に支持された川田将雅騎乗のヤマニンアンプリメ(牝6・栗東・長谷川浩大)は4着敗退。また、7枠10番ヒラソール(セ4・栗東・加用正)は競走除外となっている。

サヴィが重賞初制覇

勝利したサヴィ

4番人気に支持された和田竜二騎乗のサヴィが逃げ切って嬉しい重賞初制覇を飾った。レースはJRA勢が後続を大きく引き離して縦長の展開に。逃げるサヴィを見るようにメイショウテンスイ、ヤマニンアンプリメ、コパノキッキングと続き勝負どころへ進むと、4頭が団子状態で直線へ。各馬同じような脚色で最後まで流れ込むようにゴールし、先手を奪ったサヴィがまんまと逃げ切った。

サヴィ 16戦7勝
(牡6・栗東・中内田充正)
父:ストリートセンス
母:ヴィヴァヴォーチェ
母父:アルカセット
馬主:ゴドルフィン
生産者:ダーレージャパンファーム

【全着順】
1着 サヴィ
2着 メイショウテンスイ
3着 コパノキッキング
4着 ヤマニンアンプリメ
5着 ナムラムート
6着 ナラ
7着 キャプテンハウテン
8着 ダイチトゥルース
9着 オイカケマショウ
10着 ハクユウスターダム
11着 キタノイットウセイ
競走除外 ヒラソール