おうち時間が増えたら飲みすぎ注意!自分の「適性」と「適正」量を知ってお酒と上手に付き合おう

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おうち時間が増えたら飲みすぎ注意!自分の「適性」と「適正」量を知ってお酒と上手に付き合おう

おうち時間が長くなり、お酒の量が増えているという人もいるのでは? オンライン飲み会ではおうちにいる気楽さからダラダラと飲み続けてしまったり、自宅でのテレワークでは就業時間が終わったらすぐにプシュッと行ってしまったり。そんな中、お酒メーカーでもあるキリンがお酒と健康の関係や適性飲酒のセミナーを開催。その一部を紹介しつつ、最近注目のノンアルコールドリンクもピックアップ。


日本人女性は要注意。お酒の適正量ってどのくらい?
1日の節度ある適量な飲酒の目安は、純アルコール20g。ビールにすると500ml(アルコール5%)缶1本、ワインでは180ml(アルコール13%)グラス2杯相当量。これは体重60〜70kgの成人男性でお酒の強さが平均的な人の場合で、女性はこの半分が目安。ずいぶん少ないと思われるかもしれないけれど、女性は男性に比べて肝臓が小さく、また体脂肪が多い分水分量が少ないため、血液中のアルコール濃度が高くなる傾向があるのだとか。

また、東アジアに多いモンゴロイドは、遺伝的にアルコール代謝酵素の働きが弱い、または全く働かない体質の人がいるのだとか。これは白人や黒人などの人種にはない特徴で、日本人では40%がお酒に弱く、4%が全くアルコールを受け付けない体質の人がいるそう。


イラスト:キリン「お酒とうまく付き合う/お酒の強さは人それぞれ」より
簡単なテストで自分のアルコール体質を知る方法
自分のアルコール体質を知る目安のひとつとして、簡単なアイテムを使ったテストをご紹介。エタノール(消毒用アルコール70%)とガーゼ付きの絆創膏を用意。ガーゼ部分にアルコールをしみこませて上腕部の内側に貼って7分経ったらはがす。さらに10分後に皮膚の色をチェックしてみて。アルコールに触れた部分が赤くなっていればアルコールに弱い体質ということ。自分が弱いと知っていれば、お酒をすすめられても無理に飲む必要なし。周囲にもきっぱりと伝えて。なにも変わらなかった人は、比較的お酒に強い人。飲んでも顔が赤くなりにくく、飲みすぎる傾向があるので要注意。


お酒をゆっくり楽しむ飲み方「スロードリンク」とは?
とはいえ、お酒は上手に飲めば、人生を豊かにしてくれるもの。キリンでは「スロードリンク」という言葉で、お酒の時間をゆっくりと楽しむ過ごし方を提案。
ひとりよりも誰かと語り合いながら(たとえオンラインでも)。空腹よりも料理を一緒に堪能しながら。ほどよい量で心地よく過ごしながら。お酒も料理もスローに味わいながら。そんなことを心がけてお酒をたしなめば、気分もリラックスして楽しい時間が過ごせそう。
アルコールの量を取りすぎないために、ノンアルコールドリンクや低アルコールドリンクを取り入れれば、お酒の味わいはそのままに、体への負担も軽減されるはず。


写真左から、メルシャンスパークリング アルコールゼロ(白・ロゼ)、キリン グリーンズフリー
お酒気分を損なわずに楽しめるノンアルドリンクって?
最近のノンアルコールドリンクは、技術の発達により格段とおいしくなり、バリエーションも豊かに。ひと昔前まではノンアルコールビールなど、運転する人が仕方なく飲むというイメージだったけれど、今はお酒好きの人もそうでない人も、リフレッシュタイムや、スポーツの後、食事と一緒になどさまざまなシーンで取り入れる人が増加中。
お酒を飲んだら、2杯目・3杯目以降はノンアルコールのスパークリンクワインやノンアルコールビールなどに切り替えるなど、上手に組み合わせれば体にも優しい「スロードリンク」が楽しめそう。


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ヘルシー系ノンアルコールドリンクにも注目
さらにノンアルコールドリンクは、健康を意識している人に多く飲まれているということもあり、健康機能を持つドリンクが続々と誕生。体脂肪や中性脂肪、お肌の調子、血糖値が気になる人など、さまざまなニーズに応えてくれる成分が入ったドリンクがあり、テイストもビールやサワー、カクテルなどさまざま。
スーパーやコンビニでも手に入りやすく、例えば缶タイプだと、同じ容量の缶チューハイや新ジャンルとだいたい同じくらいの価格帯。いろいろ試してみて、自分の好きな味や気になる健康機能をチェックしながら選んでみるのもいいかも。