既報通りノルトライン=ヴェストファーレン州から保証を受けることを、同州ゲルゼンキルヒェンに拠点を構えるFCシャルケ04はプレスリリースにて発表した。6月末にハンデルスブラットが報じたところによれば、2億ユーロ近い負債を抱える同クラブは、約4000万ユーロ(48億3600万円)の保証を受ける見通し。

 これにより短期的には、ゲルゼンキルヒェンにおける緊迫した財政状況を、ひとまず緩和することはできるだろうが、ただ今季は4年間で3度目となる欧州の舞台を逃したことから、これだけでは財政のテコ入れには不十分だ。

 そのためおそらくはシャルケは更なる動きを求められる必要があり、そのため期待の若き主力選手二人、MFウェストン・マッケニー(複数のプレミアのクラブやヘルタから)と、CBオザン・カバク(リヴァプール)の売却に踏み切ることもまた、否定できない状況にある。