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 12日、阪神競馬場で行われたG3・プロキオンステークスは、5番人気に支持された松若風馬騎乗のサンライズノヴァが豪快な差し切りを見せてG1馬らしい貫禄を見せつけた。またダート初挑戦のエアスピネルは、あと一歩の2着に飛び込む快走を見せた。

プロキオンステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 サンライズノヴァ
松若風馬騎手
「実績ある馬なので斤量は仕方ないなと思っていましたし、馬格がある馬だったので、そこまで重い斤量も苦にしないかなと思っていました。ゲート出てしまったら下げる必要もないなと思っていたんですけど、馬のリズムがこのポジションからになったので、本当にリズム良く、良い追い出しが出来たと思います。終いはしっかり脚使ってくれる馬なので馬を信じて乗りました。少し(右回りは)久々なのでどうかなと思っていたんですけど、上手くコーナーも回ってくれましたし、直線も凄く良い反応で手前変えてからもう一伸びしてくれました。今すごく調子も良いので続けてもっと大きなところも狙える馬だと思います。しっかり結果を出せて正直ホッとしています。今後とも頑張りますので応援のほどよろしくお願いします」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12日、阪神競馬場で行われた11R・プロキオンステークス(G3・3歳上オープン・ダ1400m)で5番人気、松若風馬騎乗、サンライズノヴァ(牡6・栗東・音無秀孝・担当装蹄師/西内荘)が快勝した。1.3/4馬身差の2着にエアスピネル(牡7・栗東・笹田和秀)、3着にヤマニンアンプリメ(牝6・栗東・長谷川浩大)が入った。勝ちタイムは1:21.8(稍重)。

 1番人気で川田将雅騎乗、レッドルゼル(牡4・栗東・安田隆行)は8着、2番人気で和田竜二騎乗、サクセスエナジー(牡6・栗東・北出成人)は10着敗退。

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59キロ背負うもG1馬の底力を発揮

 重賞ウィナーが多数出走したレベルの高い一線を制したのはサンライズノヴァだった。59キロを背負ってもラストの末脚が鈍ることなく、大外一気の末脚を発揮した。道中はじっくりとほぼ最後方という位置どりから外目を通って進出。2着に飛び込んだダート初挑戦のエアスピネルが先頭に立つ勢いで伸びて行く、更に外から一気の差し脚を伸ばした。ゴール前は余裕ある走りで、G1馬らしい貫禄の勝利だった。

サンライズノヴァ 28戦9勝
(牡6・栗東・音無秀孝・担当装蹄師/西内荘)
父:ゴールドアリュール
母:ブライトサファイヤ
母父:サンダーガルチ
馬主:松岡隆雄
生産者:ヤナガワ牧場

【全着順】
1着 サンライズノヴァ
2着 エアスピネル
3着 ヤマニンアンプリメ
4着 デュープロセス
5着 トップウイナー
6着 ラプタス
7着 スマートダンディー
8着 レッドルゼル
9着 ワンダーリーデル
10着 サクセスエナジー
11着 スマートアヴァロン
12着 ダノンフェイス
13着 ミッキーワイルド
14着 ブルベアイリーデ
15着 カフジテイク
16着 サトノファンタシー