右クリックメニューの表示が逆向きで使いにくい! 好きな向きに表示させて便利さをアップさせる方法

写真拡大 (全4枚)

パソコン作業でのファイルやフォルダーの操作で必要不可欠なのが「右クリックメニュー」だ。(「コンテキストメニュー」とも呼ばれる)。

ファイルなどを右クリックすることで操作メニューが表示され、ここから項目を選択するだけで便利な各種機能を直感的に実行できるようになっている。

しかし、表示されるメニューの向きが利き腕と逆に表示されると、操作はしにくくなり使い勝手が悪くなる。
たとえば、右利きなのに右クリックメニューが左側に表示されてしまうと、項目を選ぶ際にマウスを内側に動かさないといけないため、動きが窮屈になってしまうのだ。

そこで、今回は右クリックメニューの向きを変更する方法をご紹介しよう。


■右利きなら右側に、左利きなら左側に表示するのがオススメ
右クリックメニューの向きは、コントロールパネルの「タブレットPC設定」から簡単に変更できる。

一般的にマウスの動きは内から外に動かす方がスムーズになる。そのため、右クリックメニューの向きは、
・右利きなら右側に
・左利きなら左側に
こう表示する設定がオススメだ。

なお、設定画面では利き腕の表示が本来とは逆になっているため注意が必要だ。
以下の手順で、メニューを右側に表示したい場合は「左きき」を、左側に表示したい場合は「右きき」を選択しよう。


コントロールパネルを表示し、「タブレットPC設定」をクリックする。



表示された画面の「その他」タブをクリックし、メニューを左側に表示したい場合は「右きき」を、右側に表示したい場合は「左きき」を選択して「OK」をクリックする。



たとえば「左きき」を選択すると、このように右クリックした地点の右側にメニューが表示されるようになる。


一般的なパソコンの場合、初期設定では右クリックメニューが右側に表示されるようになっている。しかし、一部のタッチ対応の機種では左側に表示される場合もある。自分の利き腕で使いにくい場合は、今回ご紹介した方法で好きな向きに変更してみよう。


執筆:しぶちん(ITライター)